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手作り革製ポーチを奉納−今山大師と慶賛会
延岡市山下町の今山大師(野中玄雄住職)と今山大師慶賛会(佐藤公昭会長)はこのほど、延岡今山大師祭に合わせて手作りの革製ポーチを奉納した延岡市三ツ瀬町の革製品の店「手作りバッグにしき家」の甲斐敏雄さん(91)に感謝状と記念品を贈った。ポーチは大師祭期間中、福引の賞品として参拝者に進呈された。 甲斐さんは革細工職人歴57年の大ベテラン。昨年の大師祭から新型コロナウイルス収束の願いを込めた革製ポーチを製作し、福引の賞品として奉納している。 今年の大師祭に向けては昨年末から準備を進め、いったんは150個を奉納したが、「少しでも多くの人に当たってほしい」と今年に入って追加で製作。1個当たりに要する時間は約8時間、80以上の工程がある中、新たに50個を仕上げ、大師祭期間中は計200個のうち170個が当たりくじを引いた人に贈られた。 福引で当たった人たちからは感謝の手紙や電話も寄せられ、甲斐さんは「魂を込めて仕事をすると、作った人の喜び、使う人の喜びが必ずつながると思う。この絆が大事。これからも心の商売をやっていきたい」と話している。 なお、福引賞品として進呈された以外の30個は今年初めの本紙のお年玉プレゼントで当選者に贈られた。
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手作り革製ポーチを奉納−今山大師と慶賛会
延岡市山下町の今山大師(野中玄雄住職)と今山大師慶賛会(佐藤公昭会長)はこのほど、延岡今山大師祭に合わせて手作りの革製ポーチを奉納した延岡市三ツ瀬町の革製品の店「手作りバッグにしき家」の甲斐敏雄さん(91)に感謝状と記念品を贈った。ポーチは大師祭期間中、福引の賞品として参拝者に進呈された。
甲斐さんは革細工職人歴57年の大ベテラン。昨年の大師祭から新型コロナウイルス収束の願いを込めた革製ポーチを製作し、福引の賞品として奉納している。
今年の大師祭に向けては昨年末から準備を進め、いったんは150個を奉納したが、「少しでも多くの人に当たってほしい」と今年に入って追加で製作。1個当たりに要する時間は約8時間、80以上の工程がある中、新たに50個を仕上げ、大師祭期間中は計200個のうち170個が当たりくじを引いた人に贈られた。
福引で当たった人たちからは感謝の手紙や電話も寄せられ、甲斐さんは「魂を込めて仕事をすると、作った人の喜び、使う人の喜びが必ずつながると思う。この絆が大事。これからも心の商売をやっていきたい」と話している。
なお、福引賞品として進呈された以外の30個は今年初めの本紙のお年玉プレゼントで当選者に贈られた。