本紙掲載日:2022-05-02
(6面)

ふわふわの綿の始まり

種の植え方を説明する講師の武田弘子さん
コットンの種を植える児童

一ケ岡小2年生が種まき

 延岡市立一ケ岡小学校(木村淳子校長、220人)の2年生37人は4月28日、同校の中庭でコットン(綿)の種をポットに植えた。

 同市野地町の五ケ瀬川堤防に菜の花やコットンなどを植え、市民の憩いの場づくりをしているNPO法人コノハナロード延岡市民応援隊に協力し、コットンの成長過程を学ぶことを目的に昨年から実施。講師として、同校近くに住む同隊副代表の武田弘子さん(81)を迎えた。

 児童が中庭に集まると、武田さんは早速、「ポットに入れた土に指の第1関節までを入れて、その穴にコットンの種を植えて土をかぶせて」と呼び掛け、成長過程を説明した。

 担当教諭や武田さんの手ほどきで児童がポットに土を入れた後、種が2粒ずつ配られた。児童は、いろんな角度から白い種を興味津々に観察した後、穴に入れて、優しく土をかぶせた。武田さんによると、10月にはふわふわした綿ができる予定という。

 甲斐錬太朗さん(7)は「コットンが種からできることを初めて知った。大きく育ってほしい」と話していた。

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