本紙掲載日:2022-05-02
(2面)

県ユニセフ協会へ救援金

ウクライナ平和救援募金の贈呈式。県ユニセフ協会の前田常務理事に目録を手渡す今山大師慶賛会の木村副会長

ウクライナ支援−今山大師祭で募る

 延岡市山下町の今山大師(野中玄雄住職)と今山大師慶賛会(佐藤公昭会長)は4月28日、延岡今山大師祭期間中に募った「ウクライナ平和救援募金」を県ユニセフ協会(上原道子会長)に贈った。

 贈呈式は弘法大師像が立つ銅像前広場であり、野中住職、同慶賛会の木村邦子副会長、同協会の前田憲幸常務理事、相田久雄広報部長らが出席。木村副会長が前田常務理事に目録を手渡した。

 募金活動は大師祭期間中の16、17日、大師銅像境内で行われ、2日間で23万7181円が寄せられた。活動には延岡工業高のボランティア部も協力。贈呈式に同席した部員の瀧川すみれさん(16)は「大変だったけど、募金をしてくださる方がたくさんいたこと、またこの活動がウクライナの人たちの支援につながると考えると頑張れた」と振り返った。

 前田常務理事は「頂いた支援金は東京の日本ユニセフ協会を介して、ウクライナ現地で今、一番不足している飲料水と医療品などの支給費用に充てられる。たくさんのご支援を頂き、ありがとうございました」と謝辞を述べた。

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