本紙掲載日:2022-02-04
(2面)

専門力向上事例で受賞

専門力向上事例で表彰を受けた鶴田さん(前列中央)=国交省延岡河川国道事務所提供

国交省延岡の鶴田さん−九州河川・ダム管理会議表彰

 2021年度九州河川・ダム管理会議表彰の伝達式がこのほど、延岡市大貫町の国土交通省延岡河川国道事務所であり、専門力向上事例で受賞した同事務所職員の鶴田和希さん(20)に甲斐靖志所長が表彰状を手渡した。

 同会議は、九州地方整備局が、河川・ダムに関する管理業務に携わる国、県の職員を対象に、それぞの取り組みや工夫事例、失敗事例、業務上の課題などを報告、情報共有し、幅広い知識、技術の向上を図ることを目的に行われている。

 今年度は九州内の各事務所などから20議題の報告があり、優秀事例に1人、専門力向上事例に4人、創意工夫事例に3人、新人賞に1人が選ばれた。新型コロナウイルス感染防止のため、審査は事前に提出された動画を受けて行われた。

 専門力向上事例で受賞した鶴田さんは、「五ケ瀬川水系大瀬川の河口モニタリングについて」と題した事例報告。大瀬川河口付近の川の流れが変動し、河川管理施設への影響が懸念される事例を、ドローンで撮影した空中写真などを使って発表したという。

 鶴田さんは「発表に向けて上司や同僚の皆さんの意見、助言などがあったおかげで受賞ができた。今後も五ケ瀬川、大瀬川などがより良い川になるように日々の仕事を頑張っていきたい」と喜びを語った。

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