本紙掲載日:2023-01-06
(2面)

年頭に地域防災への決意

五ケ瀬町消防団の消防始式。「コの字」隊形で観閲を受ける団員

五ケ瀬町で消防始式

 五ケ瀬町の消防始式が5日、町総合公園Gパークであった。町消防団(鈴木誠志団長、198人)の団員158人が参加、年頭に防災への決意を新たにした。

 ラッパ隊の吹奏で入場後、点検長を務める小迫幸弘町長や本県選出の江藤拓衆議院議員らが「コの字」隊形に整列した団員を観閲。全6分団が2分団ずつに分かれて通常点検や中隊訓練などを披露し、消防団活動に対する功労者表彰が行われた。

 小迫町長は「コロナ禍で思うように活動ができず苦労していると思うが、従来に比べても遜色ない訓練成果を見ることができて良かった」と訓示。江藤衆議院議員は「仲間との絆を大切にして、地域のため、愛するふるさとのためにご活躍いただきたい」と激励した。

 これを受け、鈴木団長は「全団員が団結して町民の生命、財産、安心を守るべく、火災をはじめとするあらゆる災害に対しての消防団活動にまい進していく」と答えた。

◆日之影町でも−高千穂町の出初式は中止

 五ケ瀬町のほか、西臼杵郡内では日之影町消防団(工藤久則団長)による消防始式もあり、町立日之影小学校の運動場や旧町役場下河川敷駐車場で通常点検や機械器具点検、発水試験などを実施。高千穂町消防団(河内義賢団長)の消防出初式は新型コロナウイルス感染症対策のため中止となった。

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