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全国で減少傾向−インフル、3年ぶり流行か

本紙掲載日:2022-09-24
2面

新型コロナ週刊トピック

 新型コロナウイルスの新規感染者数は県内を含め全国で減少傾向が続いており、高齢者などが対象となっているワクチンの4回目接種率もおおむね順調に伸びています。一方、この冬はインフルエンザ(以下インフル)が3年ぶりに流行しそうで、その時期も早まる恐れがあるといいます。そこで今回は、流行の可能性があるインフルや新型コロナと合わせた対策についてお伝えします。

◆オーストラリアで流行

 オーストラリアでは日本と同様に、一昨年と昨年はインフルの感染者が激減しましたが、今年は3年ぶりに流行しました。しかも、流行期が平年より2、3カ月早まり、日本でも同様の事態が起きる恐れがあると指摘されています。

 南半球で日本とは季節がほぼ逆のオーストラリアでは、例年7〜8月ごろにインフルが流行しますが、今冬は5月から急増して6月にピークとなりました。新型コロナの感染者が減った4月ごろ
から人の動きが活発になっていたといいます。

 過去2年間流行せず、インフルワクチンの接種率も下がったことで集団免疫が低下し、感染が広がりやすくなっているとされます。

 インフルの再流行はオーストラリアだけでなく、すでにインドやバングラデシュ、インドネシアなどでも起きており、日本に広がる可能性は高いと考えられます。

◇感染力強く重症化しやすい香港型

 アジアで広まっているインフルの主流なウイルスは「A香港型(H3N1)」です。重症化しやすくワクチンがやや効きにくいのが特徴で、A香港型は過去にも大流行しました。オーストラリア
ではインフル治療薬のタミフルに耐性を持つウイルス(H1N1)も検出されています。

 日本ではこれからインバウンド(外国人旅行者)が増加すると見込まれていることに加え、この冬は例年よりも気温が低めに推移するとの予想もあり、インフルが流行しやすい条件となります。

◇コロナとインフル、同時流行への備えを

 インフルが流行した場合に問題なのが、新型コロナと症状が似ていて判別が困難な点です。新型コロナとインフルに同時感染する「スーパーインフェクション」も心配で、海外では発生が確認されています。

 県新型コロナ対策調整本部の佐藤圭創特任医師によると、同時感染すると肺病変(肺炎症状)が重症化しやすいことが報告されているといいます。

 このため佐藤医師は、インフルと新型コロナの同時流行に備えた医療体制を早急に整えるべきだと訴えています。発熱外来を置くにしても、インフル患者用とコロナ患者用をどう分けるのか、どちらの感染も疑われる場合はどうするかなど、悩ましい課題だといいます。

 また、インフルは自然抗体よりもワクチン抗体の方が圧倒的に免疫が上がることが分かっており、医療・高齢者施設従事者をはじめ、前倒し気味で接種を進めることも検討すべきだとしています。これから数多く予定されている誘客イベントでの対策も求められます。

◇感染防止策基本は一緒

 インフルの主な感染経路も飛沫(ひまつ)感染と接触感染であることから、感染防止策は新型コロナと同じ「3密」の回避とマスク着用、手洗い・うがい、換気など、これまでと変わりません。

 厚生労働省は今シーズンの流行に備え、インフルのワクチンを過去最大の7042万人分供給する予定で、延岡市医師会などは「新型コロナと併せ、今年はぜひインフルのワクチン接種も検討してほしい」と呼び掛けています。

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