第４３回日豊学童野球選手権大会

本紙掲載日：2022-09-09

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１０日決勝・日向ベアーズＶＳ西スターズ

◆初優勝か、３１年ぶりか

　第４３回日豊学童野球選手権大会は１０日午前９時から、延岡市妙田球場で日向ベアーズ―西スターズの決勝がある。日向ベアーズは初めて、西スターズは１９９１年の第１２回大会以来、３１年ぶり２回目の優勝を目指す。

　大会は延岡・日向軟式野球連盟、夕刊デイリー新聞社の主催。両地区の小学生チーム２０チームが出場し、トーナメントで県北ナンバーワンを争っている。

　当初は４日に準決勝、決勝を予定していたが、雨のため決勝のみ延期されていた。

◆両チーム勝ち上がり

【日向ベアーズ】
２回戦＝５―４北浦・北方。
準々決勝＝１１―４東ファイターズ。
準決勝＝１４―２南方小クラブ。

【西スターズ】
２回戦＝１４―５北川ファイターズ。
準々決勝＝７―４南小年。
準決勝＝６―５大王谷ファイターズ。

◆決勝見どころ

１、２番が勢い－日向ベアーズ
バッテリー軸に－西スターズ

　両チームとも上位打線から能力の高い打者がそろい、打率は４割超。複数の好投手も擁しており、好ゲームが期待できる。

　日向ベアーズは３試合で３０得点、１０失点で打率４割２分５厘。初戦、馬場の決勝打で競り勝つと、準々決勝は神﨑の満塁本塁打などで逆転勝ち。準決勝は稲田、蛯原が３安打ずつなど１５安打で、全員安打を達成するなど、打ち勝った。

　俊足強打の１、２番馬場、稲田が勢いづけ、黒木聖、神﨑ら中軸がつなぎ大量得点を狙える。左腕の黒木聖、稲田を中心に守備も安定している。

　西スターズは３試合で２７得点、１４失点、打率４割２分。初戦は本塁打３本を含む１８安打で大勝。準々決勝は戸高、松木景の本塁打などで打ち勝った。準決勝は松木旺の長打２本などで１点を争う好ゲームを競り勝った。

　３番捕手の松木旺が攻守の中心。制球力がある矢山、球威がある谷名ら投手陣をリードする。３人は打線でも中心を担い、岩切逞、松木景も長打を放っている。