【お知らせとおことわり】

 夕刊デイリー新聞ならびにYUKAN-DAILY-WEBを
ご利用いただきありがとうございます。

 著作権保護のためWEBブラウザ上からの記事・写真の
ダイレクトプリントができないようになっております。
ご了承下さい。

 サイト内の写真は本紙に掲載されたものですが
本紙掲載分の写真については以下のような規定があります。


 夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。

 スポーツで活躍した場面の写真、ステージでの発表会、さまざまな行事で新聞に掲載された写真をご家族の記念に保存されてはいかがですか?

 写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。

写真のサイズと料金は次の通りです。

▽L  サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加)


L  サイズ
(8.9×12.7センチ)
1枚 300円
LL サイズ
(12.7×17.8センチ)
1枚 500円
A4 サイズ
(21×29.8センチ)
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加)

 提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
 掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。

 受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
 写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
 また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。

 写真は個人的利用に限ります。 印刷物などに用いることはできません。

 写真提供サービス開始とともに、これまでの貸し出しサービスは終了します。


 お問い合わせ、お申し込みは
 本社(電話番号 0982-34・5000、平日は午前9時−午後5時、土曜は午前9時−午後3時)へお願いします。

 

井手翔真が全国3位・延岡学園

本紙掲載日:2022-09-01
9面

甲斐(81キロ級)、栗林(60キロ級)8強入り

 四国高校総体(インターハイ)柔道競技は8月6〜10日、松山市の愛媛県武道館であった。男子個人100キロ級で延岡学園の井手翔真が3位入賞、81キロ級の甲斐大詩、60キロ級の栗林智也は8強入りを果たした。団体は3回戦に進み白鴎大足利(栃木)に敗れ、個人73キロ級の岡田一輝は2回戦、90キロ級の山神純汰は1回戦で敗れた。


◆「大学でリベンジを」負傷乗り越えた入賞を糧に−井手

 100キロ級の井手は、アクシデントを乗り越えて全国3位。「今年は絶対に昨年の16強を超えることと、優勝を目標にやってきた。3位は悔しいが、入賞はこれからの糧になる。負けた相手には大学でリベンジしたい」と、次なる舞台に視線を向けた。

 串間市出身。年長から地元の串間警察署少年柔道教室「岬」で道着に袖を通し、小学生で全国を経験。串間中時代は全国に届かなかったが、佐藤嘉剛監督の誘いを受け、志望していた延岡学園に進学した。

 団体の主力としても活躍し、昨年のインターハイには団体、個人で出場。昨年敗れた3回戦より上を目指した。

 順当に県大会も制し、インターハイへの調整を進める中、大会2週間前の遠征で膝を故障。練習を取りやめて、ぶっつけ本番で臨まざるを得なかったという。

 佐藤監督は「足を引きずりながらの戦い。初日(6日)の団体は息も上がり、本調子からはほど遠く、代表戦でも別の選手を起用した」。

 その中でも大将の役割を果たし、2日後の個人戦。「日ごろからランニングや体力づくり、練習はしっかりやってきた。気持ちでは絶対に負けない」と臨んだ。

 初戦を体落としで技あり勝ち。2回戦は体落としから袈裟(けさ)固めで押さえ込んで一本。「気持ち的にも山だった」(佐藤監督)という3回戦は体落とし技ありで競り勝ち、前年を超える。

 準々決勝は大内刈りを返して技ありで4強入り。佐藤監督が「事実上の決勝だった」という準決勝は、「互角だったが、一回の好機を生かされた」と技ありで敗れ、銅メダル。監督も「準々決勝も最後の力を振り絞り、勝った。よく頑張った」とシンプルにたたえる戦いを見せた。

 大将を務めた団体戦は「勝てた試合だったので、悔しい。出場し、この思いを知っている2人の2年生を軸に、まずは九州新人で優勝を目指してほしい」。

 自身の将来に向けては、「大学で1年からレギュラーに入れるよう、しっかりと体を作っていきたい」と次の挑戦へ準備を進めている。


◆手応えと悔しさの8強

 60キロ級の栗林と、81キロ級の甲斐はいずれも大塚中(宮崎市)出身の2年生。手応えと悔しさの残る8強入りだった。

 栗林は1回戦で一本勝ち。2回戦は指導の僅差勝ち、3回戦は背負を返して技ありを奪って8強に。準々決勝は攻め込みながら、返し技で技ありを奪われた。甲斐は3試合連続で一本勝ちし8強。準々決勝は技ありを奪われ、4強を逃した。

 栗林は「小学生以来の全国だったが、落ち着いて試合に臨めた。悔しいという気持ちが残った。自分の得意な形に持っていけず、体力不足も感じた。自分の形を早く作れるよう、常に全国の高いレベルを意識し練習し、来年は優勝を目指す」。

 甲斐は「初めてのIHは一番楽しめた大会だったが、準々決勝は勝てた試合で満足はしていない。まずは九州新人での優勝を目指し、来年のインターハイで悔いが残らない試合ができるよう、組み手の練習や体力づくりをやっていく」。

 佐藤監督は「甲斐は初戦で劣勢を跳ね返し波に乗り、栗林もインターハイの雰囲気を感じながらよく頑張った。2人とも準々決勝は惜敗で、8強と4強の違いを感じていると思う。自信を持って新人戦から戦ってくれれば」と期待した。

その他の記事/過去の記事
page-top