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本紙掲載日:2022-08-08
7面

ファミリー劇場「めじろくん」−演劇ユニット「あんてな」

◆2度の延期経て実現した公演

 演劇ユニット「あんてな」(本田泉代表)のファミリー劇場「めじろくん」が7月31日、延岡市の延岡総合文化センターであった。コロナ禍による2度の延期を経て3年越しでかなえた公演。小さな子どもから大人まで、観客も一つになってストーリーを楽しんだ。

 めじろくんは、本田代表の夫で延岡市出身の演出家、脚本家、俳優として活躍した本田誠人さん(昨年1月に他界)の脚本で、同ユニットが2017年から学校で上演。「いつか劇場で公演したい」「生の公演を通して親子でたくさん感じ、話す時間にしてもらいたい」というのが、誠人さんを含むメンバーの夢だった。

 コミカルなダンスでスタートした舞台。大好きな鳥メジロになるのが夢の主人公あっくんが、隣に住むひなちゃんと口げんかしたり、お母さんに怒られたり、メジロになろうと自作の羽を付けて飛ぼうとしたりする中で、あっくんが少しずつ成長していく物語。

 どこか日常と重なる部分を、会場も一緒になって心配したり、応援したり。子どもたちは身を乗り出したり、思わず次の展開を予想して口に出したり、楽しそうに笑ったりしながら鑑賞。誠人さんの脚本らしく、「笑いあり、涙あり」で、じっと見詰める子どもたちとは対称的に、大人のすすり泣く声も響いた。

 誠人さんの舞台を見に何度も足を運んだという小野通予さん(41)=同市幸町=は「効果音や足音、間の取り方、泣くし笑うしで本田さんの脚本だった。本田さんを思い出し涙が出た」と感想。「この子たちにも演劇の楽しさに触れさせたい」と2人の子どもと観劇した。晃生さん(9)、綺子ちゃん(6)は「全部面白かった。最高だった」と満足顔だった。

 泉さんは「すごくたくさんの人が来てくれてありがたかった。やっとできました」と笑顔。同センターの和田朋大さんは「本田誠人さんと『延岡で演劇が好きな人が多くなってほしい』と計画した公演で絶対にやりたかった。楽しんでもらえて、やって良かった」と話した。

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