第８シード−富島は小林

第１０４回全国高校野球選手権宮崎大会抽選会

◆聖心は２回戦で泉ケ丘−延岡、日向もシード校と

　第１０４回全国高校野球選手権宮崎大会は２４日、宮崎市のひなたサンマリンスタジアム宮崎大会議室で抽選会があり、出場４７校の組み合わせが決まった。県北唯一のシード、富島は２回戦で小林と対戦が決まった。聖心ウルスラ学園は第３シードの都城泉ケ丘、延岡は第６シードの小林秀峰、日向は第７シードの宮崎商と対戦する。


　大会は７月９日に開幕。宮崎市のひなたサンマリンスタジアム宮崎とアイビースタジアムで１６日間の熱戦を展開し、順調にいけば決勝は２６日午前１０時から、サンマリンスタジアムで行われる。

　優勝候補筆頭は、第４シードの小林西。上位打線の破壊力は県内屈指で、春の九州大会や招待野球で全国区の強豪を破り自信を付けている。

　第１シードは年間３大会すべて４強以上と愛呈した成績を残した日章学園。投打に層は厚い。第２シードは豊富な投手陣を軸に県選手権優勝の日南学園。第３シードは、緻密な野球で県選手権準優勝の都城泉ケ丘となった。

　春優勝の宮崎学園、秋優勝の小林秀峰、昨夏の覇者宮崎商が５〜７シード。秋３位で、県内屈指の好投手を擁する富島が第８シードとなっている。

　日章学園、富島などが入るＡパートには延岡学園。１回戦からの登場で、宮崎南と対戦する。延岡学園にとっては初戦から気の抜けない相手が続きそうだ。

　小林西などのＢパートには県北３校。延岡商は都城工、延岡星雲は佐土原、門川は飯野と１回戦でぶつかる。

　Ｃパートは県北３校で、高千穂は能力が高い選手がそろう宮崎日大に挑む。Ｄパートでは日向工が好右腕を擁する都城商、延岡工が宮崎農と１回戦で対戦する。

　県北１１校のうち富島を含む４校が２回戦からの登場。いずれも力のある相手との初戦を制すると、上位へ向け視界が開ける。初戦での県北対決はなかった。

　開会式は９日午前１０時から。全校が参加する入場行進は、３年ぶりの実施となる。都城農の岩本真明主将が選手宣誓を行う。