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五ケ瀬町長選−小迫氏が初当選

本紙掲載日:2022-05-16
1面

20年ぶり選挙−現職の原田氏に389票差

◆投票率は86・19%

 任期満了に伴う五ケ瀬町長選挙は15日、投開票された。2002年以来20年ぶりとなった町長選は、新人で前町総務課長の小迫幸弘氏(59)=無所属=が1126票を獲得し、現職の原田俊平氏(68)と新人で前五ケ瀬ワイナリー常務の宮野恵氏(65)=いずれも無所属=を破って初当選した。投票率は86・19%(男86・39%、女86・01%)。前回の93・70%を7・51ポイント下回った。当日有権者数は2883人(男1403人、女1480人)。なお、投票総数2485、有効投票2474、無効投票11。

 各陣営は昨年の町議選の投票率(85・01%)をもとに80%台後半の投票率、3氏による接戦になると予測。900票以上の得票を目指した。

 3陣営とも選挙カーによる遊説を中心に「草の根」運動を展開。街頭演説や電話による投票依頼などを行う陣営もあった。3氏の地元がある三ケ所地区だけでなく鞍岡、桑野内地区など町内全域での票の獲得を目指した。

 小迫氏は昨年12月末に町役場を退職し、1月に同級生らを中心とした後援会を発足。4月からは連日、町内の複数箇所で支持者らとつじ立ちを行うなど地道な活動を続けた。

 選挙戦では、「山積していく町の課題解決にはスピード感が重要。行政については素早く具体的な指示ができる」と約40年間の町職員経験をアピール。第三セクターの経営効率化、移住支援コーディネーターの設置や空き家のサブリース事業などによる移住定住の促進、農林業など多分野でのICT(情報通信技術)導入などを訴えた。

 「平均年齢は候補者の中で一番若い」(後援会幹部)という陣営は、公式ホームページを立ち上げてSNSなどで情報を発信。人口減少やコロナ禍で町に閉塞(へいそく)感が漂う中、変革を求める有権者の票を三ケ所地区以外でも伸ばし、次点候補に389票の大差をつけて勝利した。

 原田氏は3選を目指して初めての選挙戦。「これまでの経験を生かして最後のまとめをしたい」と2期8年で培った経験や人脈を挙げて町政継続の重要性を強調。3期目を集大成として、小中学校の給食費や0歳から中学校までの医療費の無償化、三セクや特産センターなどを経営統合し、ふるさと納税事務を担うまちづくり公社の設立検討などを掲げた。

 他2候補の立候補により後援会の立て直しが必要となったがコロナ禍で集会を開催できないなど組織固めに影響を受けた。高い知名度を武器に「継続は力」を訴え、町内全域での票の掘り起こしを図ったが及ばなかった。

 宮野氏は、雲海酒造やワイナリーなどでの経営、勤務経験を挙げて「行政の立場と民間の感覚を融合させればもっと面白い町づくりができる」と訴え。住宅などのインフラ整備による移住、定住促進や五ケ瀬スキー場の通年運営による経営改革などの公約をアピールした。

 酒造会社やワイナリー時代からの人脈に加え、一部の業界団体の支持などを受けた。全域をくまなく遊説しながら対話と協調、民間感覚を取り入れた行政運営を訴えたが伸び悩んだ。

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