活力ある地域づくりへ

本紙掲載日：2022-05-11

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日向市区長公民館長連合会の総会（９日、大王谷コミュニティセンター）

十屋市長から感謝状を受ける退任区長

市区長公民館長連合会が総会－日向

　日向市区長公民館長連合会（三浦雅典会長）の２０２２年度総会は９日、同市亀崎東の大王谷コミュニティセンターであり、今年度の事業計画や一般会計予算など６議案を承認した。

　昨年に続き、今年度も規模を縮小して開催し、区長ら約５０人が出席した。冒頭、三浦会長は「コロナ禍の中でも皆さんのおかげで運営ができている。退任する区長の皆さん、本当にご苦労さまでした。皆さんの協力に感謝したい」とあいさつ。続いて、来賓の十屋幸平市長、黒木高広市議会議長が来賓あいさつした。

　議事では昨年度の事業報告、監査報告、今年度の事業計画案、予算案などを承認した。今年度は「安心・安全で誰もが、豊かで幸せに暮らせる活力ある地域づくり」の実現を目指し、魅力ある自治公民館活動の推進を確認した。重点事業については、区公連未加入地区（独立班）の加入促進、防災・減災・防犯および交通安全対策の推進、高齢者対策などの地域福祉政策の推進などに取り組むことを決めた。

　一般会計予算案では、会費の平準化を図るため、年会費の見直しを提案。これまでの一律５千円だった年会費を、各区の世帯数に応じて千～１万５千円までの段階的な金額に変更することが示され、区長からは「説明不足」「平等性や透明性の確保」などさまざまな意見が出されたが、今後も検討を続けることを申し合わせ、承認された。

　席上、感謝状の贈呈もあり、十屋市長と三浦会長が、退任する区長１４人と役員３人にそれぞれ感謝状と記念品を贈り、長年の労をねぎらった。

今年度の役員と退任した区長、役員は次の通り（かっこ内は区名）。

【役員】会長＝三浦雅典（江良）▽副会長＝奈須英一（奥野）黒木富男（広見）▽書記＝市島荘史郎（下原町）▽会計＝日高辰彦（向洋台）▽監事＝横山幸道（大王谷）髙田美津子（八坂）

【地区理事長】新町＝森腰英信（北町２）▽富高＝黒木富男（広見）▽塩見＝奈須英一（奥野）▽財光寺＝日高辰彦（向洋台）▽日知屋本郷＝市島荘史郎（下原町）▽日知屋枝郷＝黒木末人（向江町）▽細島＝小野田秀憲（地蔵）▽平岩＝井上和臣（金ケ浜）▽南部＝寺町晃（幸脇）▽東郷＝岩田政詞（福瀬）

【退任区長】吉田稔（本町、在任期間１２年）井上忠佳（高砂、同８年）三宅賢明（川路、同６年）河野政志（往還、同６年）佐竹英明（石並、同６年）池田正（松原、同５年）三尾政一（花ケ丘、同４年）三輪治夫（吉野川、同４年）黒木英信（鵜毛、同４年）岩淵博幸（曙、同３年）鈴木一治（本谷、同２年）植田忠明（切島山１、同）甲斐和美（笹野西、同）米澤敏明（立縫、同）

【退任役員】横川雅美（故人）河野政志、井上忠佳