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津波避難訓練−焦らず冷静に

本紙掲載日:2022-04-27
1面
地震発生を知らせる校内アナウンスが流れると生徒は一斉に机の 下に身を隠した
2、3年生は、避難所の町グラウンドに駆け足で向かった

海のそば、北浦中−1キロ離れた町グラウンドへ

 沿岸部に位置する延岡市立北浦中学校(川原寛幸校長、50人)は19日、南海トラフ地震を想定した避難訓練を行った。内閣府のデータによると、地震発生後、最短17分ほどで高さ9メートル超の津波が押し寄せるとされている。このため、生徒は連携して避難することなどを確認し合った。

 3年前までは裏山や教職員用の社宅駐車場を避難場所としていたが、それぞれ敷地面積が狭く避難できる人数が限られることから、2年前から校舎の1キロほど内陸にある「町グラウンド」を新たな避難場所として設定した。

 地震発生を知らせる校内放送が流れると、各教室の生徒たちは速やかに机の下に隠れて待機した。同校は災害時の避難に備えて4年前から脱げにくいスリッパを導入しており、揺れが収まると2、3年生は駆け足、1年生は道を覚えるため歩いて町グラウンドを目指した。

 町グラウンドに避難するまでにかかった時間は、3年生が8分5秒、2年生が9分42秒、1年生が10分50秒。ゆっくり歩いて移動しても、想定される津波の到達時間に十分、間に合うことを生徒は確認した。

 1年生の吉田和さん(12)は「スリッパの移動だと、普段より足が遅くなると感じた」。同じく宇戸田蒼さん(12)は「焦らず冷静に、地域の人たちと一緒に避難したい」と感想。

 甲斐誠教頭は「実際の地震では、津波の到達時間が早くなる可能性もあるので、想定にとらわれず最善を尽くしてほしい」と語り「どういった動きをすれば、どのくらいの時間で移動できるかという判断基準ができたので、生徒たちにとっても、大変意義のある避難訓練になったと思う」と総括した。

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