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畑(15歳)、プロ資格を取得

本紙掲載日:2022-03-31
9面

日向市初の中学生プロサーファー

◆目標は「高校で日本一」

 日向市在住で初の中学生プロサーファーが誕生した。富島中3年の畑波音(はいね)(15)=SEED’S所属=が、3月5、6日に千葉県鴨川市で行われた日本プロサーフィン連盟(JPSA)の主催大会に出場し、合格基準を満たす高得点を挙げ、公認プロ資格を取得した。

 畑は、5歳の頃に家族で奈良県から移住してきた。両親がサーファーだったため、幼い頃からよく海には行っていたが、海に入るよりビーチで遊ぶのが好きだったという。サーフィンを始めたのは小学5年の時。両親の影響もあるが、ダイエットが主な理由。始めてみると「乗れなくても、とにかく楽しかった」。すぐにのめり込んでいった。

 「日向市のりのりカップ」など地域の大会を経て、翌年からは日本サーフィン連盟(NSA)の大会に出場するようになった。トップアマと試合をする中でライバルや友人ができると、意欲はさらに増し「中学生でプロになる」という目標ができた。

 中学3年になった昨年9月、JPSAのプロトライアルに初エントリー。同11月にも出場しており、今回の「JPSA2022プロトライアル鴨川」が3回目。中学生としては最後の挑戦だった。

 同大会「ショートボード女子部門」には、畑を始め22人がエントリー。プロトライアルの合格基準は、1本のライディングで7得点、または全ライディングの中の2本合計11得点以上が必要だった。

 初日は波が小さく、高得点が出にくい状況。畑も苦戦し、持ち時間でライディングした数はわずか4本。最後の1本までは最下位だった。「負けるにしても全力でいく」。ラスト4本目で大逆転し、1位で2日目を迎えた。

 2日目は2回戦で6本のライディング。一番良い波が来たという4本目に「オフザリップ」と「ローラーコースター」と呼ばれる技を決め7・33点をマークし、プロになる権利を得た。

 目標だった中学生でのプロ資格取得を果たし、「とてもうれしい」と満面の笑み。卒業後は聖心ウルスラ学園に通いながら、プロサーファーとして活動していく。「まずは来年、ルーキーオブザイヤーを取る。そして高校生で日本一になる」と意気込んだ。

 合格率2%とも言われる狭き門をくぐり抜けた畑。その活躍を幼い頃から見守ってきたSEED’Sの代表疋田衆一さん(75)は朗報に涙し、「(波音は)元々人と競うことが好きじゃない。ただ純粋にサーフィンを楽しんできた。大会に出る中でライバルや友達ができ、さらに楽しくなっている。このままサーフィンを楽しみ続けてほしい」と期待した。

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