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ココカラSDGs−第12回「就活×SDGs」(下)

本紙掲載日:2022-03-24
6面

▽ニュースについて話すこと当たり前―岩崎さん
▽「稼ぐためだけではない」考え広がる―税田倫さん
▽平和でなければ何もできない、今改めて―税田和さん

−−林さんは、どのような学生時代を過ごしたのですか。

〈林〉1年間の短期留学をして台湾に帰って就職するか、大学院に進学するか迷っていました。台湾の大学の教授に相談すると、「人生を変えたいなら勉強しかありません」と言われました。SDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」とあるように、質の高い教育によって社会課題を解決することができます。私ももっと勉強して自分の可能性を広げたいと思い、大学院に進学して環境マネジメントを勉強し、グローバル・クリーンに入社しました。

−−岩崎さんは、大学の友人とどのような話をされていますか。

〈岩崎〉大学生になっても高校時代と同じように、ニュースの内容を授業で学んだことと絡めて話すこともあります。高校生の時にはSDGsを授業で学びました。SDGsはもちろん、ニュースについても日常的に話すことは当たり前でした。

〈難波〉今の子どもたちは私たちが学生の頃と比べて、見ているところが違うように感じます。決して意識が高いということではなく、当たり前の会話なのです。世界と子どもたち自身が近くなっていて、そのような子どもたちが未来のリーダーになるのです。
昨年度から小学校、本年度から中学校、来年度から高校の学習指導要領が新しくなり、前文には持続可能な社会の創り手を育むことが学校の役割だと書かれています。
小中高校では、SDGsに関するいろいろな取り組みをしています。さらに、親子で学ぶことができるSDGsの本もあるそうです。小学生の頃から探究学習に近いことをして、中学生では社会とつながる取り組みをしています。私たちの世代と次世代の価値観がどんどん離れている印象を受けます。

〈税田倫〉今の学生はSDGsに取り組んでいる企業に興味を持っています。そのため、社会課題と自分が働く企業で活動できることにコミットメントしやすいのだと思います。自分の力が発揮できている実感を求めていて、「お金を稼ぐためだけに働くのではない」という考え方が広がっているように感じます。

−−最後に、皆さんの「ありたい未来」を教えてください。

〈税田和〉最近は悲しいニュースばかりで残念です。今改めて思うのは、平和でなければ何もできないことです。また、子どもたちが今のニュースを見て、どのような未来になるのだろうと危機感を感じているように思います。僕としては、まずは平和な世界を願っています。少しでも自分ができることをしていきたいです。

〈税田倫〉ハラスメント(嫌がらせやいじめ)がない社会をつくっていかないと戦争はなくなりません。戦争をなくすためには、自分自身と自分の周りの人が幸せをしっかり感じて追求していかなければいけません。

〈林〉誰もが幸せを感じる未来になってほしいです。そのために私がしていることは時間を大切にすること、今自分が持っている愛情や友情、家族などを大切にすることです。現状に満足できたら争いも少なくなると思います。

〈岩崎〉SDGsや環境問題など持続可能な活動について常に考え、楽しく行動することが当たり前になってほしいです。私は大学で環境について学んでいます。将来に生かすのはもちろんですが、普段からエコバッグやマイボトルなど環境に優しい製品を使っています。また、これからSDGsや環境に対する考えを皆さんにSNSや文書を通じて発信できたらと思っています。

〈難波〉今の子どもたちが自己実現する場として企業があって、地域があります。今から行動しないと、おそらく自分たちのありたい未来になるのは難しいです。そのような企業がたくさん増えていくといいなと改めて思いました。

【第12回の出演者】
〈ゲスト〉グローバル・クリーン(日向市)社長の税田和久さん。同専務の税田倫子さん。同営業部の林逸王亭(りん・いってい)さん。長崎大学環境科学部1年生の岩崎麻弥さん。
〈アドバイザー〉SDGsコミュニケーター難波裕扶子さん(日向市)
〈ナビゲーター〉松田祐子さん(FMのべおか)

□第13回の内容□
〈テーマ〉目標12「つくる責任つかう責任」
〈ゲスト〉グローバル・クリーン(日向市)専務の税田倫子さん、九州築地。(宮崎市)代表の築地加代子さん、木下水産(延岡市)専務の木下拓磨さん。
〈放送日〉4月21日午後1時から。
〈再放送〉4月24日午前11時から、同28日午後8時からの2回。

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