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挙式カップルには支援金を

本紙掲載日:2022-03-18
3面
読谷山市長(左)に要望書を提出した三浦理事長(16日、延岡市役所)

延岡日向ウエディング協議会

◆延岡市に要望書を提出

 県北のブライダル関係業者で組織する延岡日向ウエディング協議会(三浦一洋理事長)が16日、新型コロナウイルス感染拡大に心配や不安を抱えながら結婚式を実施するカップルを対象にした「ウエディング支援金」の導入を求める要望書を延岡市に提出した。

 要望書によると、2020〜22年の同市内の婚礼件数は大幅に落ち込み、卸食品会社や美容室などのブライダル関連事業者は長期にわたり甚大なダメージを受けているという。こうした点から、出会いの場や子育て支援と同様に、幸せを共有する場である結婚式の実施に向け、結婚式を実施するカップルを対象に、1組当たり最大20万円の支援金を補助するよう協力を求めている。

 同協議会によると、19年に市内で行われた披露宴の件数は218件だった。しかし、コロナ禍の20、21年はそれぞれ59件に減り、今年の実施件数は45件と推測しているという。

 同協議会の三浦一洋理事長ら6人は市役所を訪問。「市にもバックアップしてもらい、一組でも多いカップルに結婚式を実施してもらえれば」とあいさつし、要望書を提出した。読谷山市長は「コロナの長期戦を強いられる中で、経済の動きを注視していかなければならない。どのような仕組みが一番いいのかを引き続き探らせていただく」と話していた。

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