新型コロナ、県内２２７人

延岡市４３人、日向市３９人

　県は１８日、県内で新たに２２７人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県北在住は延岡市４３人、日向市３９人、門川町７人、五ケ瀬町１人の計９０人。

　県感染症対策室によると、県内の累計感染者は１万６４２９人。

　県北外は宮崎市６２人、都城市２７人、西都市と高鍋町９人、国富町７人、小林市５人、新富町４人、日南市と川南町が各３人、三股町２人、串間市と木城町、高原町が各１人。

　県外は東京都・福岡・鹿児島県各１人ずつだった。

　年代別は１０歳未満４５人、１０代３８人、２０代１５人、３０代３９人、４０代３２人、５０代１３人、６０代２２人、７０代１４人、８０代４人、９０代５人。行政検査件数は８９２件で、医療機関の検査での判明は７８人。既発表の感染者との接触歴ありが１２６人、県外との接点が５人、調査中が９６人となった。

　県北関連の９０人のうち、医療機関の検査が２４人。接触歴ありは３２人で延岡市１６人、日向市１３人、門川町２人、五ケ瀬町１人。

　延岡市が▽１０歳未満の男性４人、女性▽１０代男性▽２０代の男性、女性３人▽３０代男性▽６０代の男性、女性▽７０代の男性、女性▽９０代女性。

　日向市が▽１０歳未満の男性２人、女性▽１０代の男性、女性▽３０代の男性、女性２人▽４０代の男性３人、女性２人。門川町は１０代男性と４０代男性、五ケ瀬町が４０代女性だった。

　経路調査中は５８人。延岡市が２７人で▽１０歳未満男性３人、女性２人▽１０代の男性２人、女性３人▽２０代男性▽３０代の男性４人、女性３人▽５０代の男性、女性▽６０代の男性２人、女性２人▽８０代の女性２人▽９０代女性。

　日向市は２６人で▽１０歳未満の男性３人、女性５人▽１０代の男性４人、女性▽２０代男性▽３０代の男性２人、女性▽４０代の男性２人、女性▽５０代の女性４人▽６０代男性▽７０代女性。

　門川町は▽１０歳未満男性▽１０代の男性２人▽７０代の男性２人の５人だった。

　１７日時点で県内の入院（２７８床）は１０５人で病床使用率は３７・８％。１０日時点以来、７日ぶりに重症が０になった。そのうち県北では日向入郷（２９床）で７人、延岡西臼杵（５５床）で１６人が入院。自宅療養は１５８６人、宿泊施設は宮崎市４７人、都城市２３人、延岡市２６人が療養している。入院・療養調整中は３３６人。

　県は１７日発表の都城市の感染者１人は、医療機関から発生届が取り下げられたとして、欠番にすると公表した。


◆１８日発表、高齢者１人が死亡

　県は１８日、治療中の基礎疾患がある高齢者１人の死亡が確認された。亡くなったのは基礎疾患がある８０代で１６日に確認された。県内の死者の発表は１７日連続で、第６波３２人、累計７３人が亡くなった。


◆五ケ瀬在住児童らがクラスター

　延岡・西臼杵圏域の公立学校で五ケ瀬町在住の児童ら５人が感染するクラスターが確認された。

　新たなクラスターは１件。公立学校で１３日から１６日までに五ケ瀬町在住１０歳未満の男性２人、女性２人の児童、高千穂町在住の５０代女性職員の感染が分かった。児童、職員ら約１００人の検査を終えているという。

　クラスターの確認は３９日連続。第６波のクラスターは１３０件で、うち５４件は学校・教育施設等となった。


◆感染者２人が死亡−１９日発表、２２０人未満

　県は１９日午前、新たな新型コロナウイルス感染者は２２０人未満で、感染患者２人の死亡を確認したと発表した。詳細は１９日午後、発表する。前週土曜日の１２日は前日が祝日だった影響もあり１９６人。１８日ぶりに前週の同じ曜日を上回った。死者は第６波３４人、累計７５人となった。


◆県、時短要請に応じない１５店名を公表−まん延防止重点措置区域内の飲食店

　県は１８日、まん延防止等重点措置の対象区域で、午後８時までの営業時間短縮要請に応じていない宮崎市の飲食店１５施設に命令を行い、１９日午前１０時から県のホームページで店舗名を公表する。

　新型インフルエンザ等対策特別措置法第３１条の６第３項に基づく。命令の理由は新型コロナのまん延を防止するため特に必要が認められるためとしている。