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第22回若山牧水青春短歌入選作品

本紙掲載日:2022-02-11
6面

◆高校生の部
秋田県潟上市・秋田西高2年・薮田陽菜
あなたから不可欠である存在の絵の具の白のようになりたい

秋田県潟上市・秋田西高2年・利部瑠南
影からも分かる君との仲の良さくっついてみたりはなれてみたり

秋田県秋田市・秋田北高1年・角崎良佳
分からない問いを教えてくれたとき君への想いも分かってしまった

茨城県つくば市・並木中等教育学校6年・赤津百夏
点滴が日向の臭いのする祖父を薄くしていく満月の夜

埼玉県ふじみ野市・慶應義塾志木高2年・福山航生
選択に次ぐ選択を迫られる街角だらけのまちに生まれて

東京都新宿区・学習院女子高等科1年・田中凜
帰り道日陰で垂れた向日葵は空の広さに不安なのかな

東京都新宿区・学習院女子高等科1年・小林あさ陽
オレンジと茶色ベースのマネキンがぼんやりとした秋を知らせる

東京都新宿区・学習院女子高等科1年・安達沙岐
目を閉じる風鈴の音百合香る十五の無敵な夏が始まる

東京都新宿区・学習院女子高等科2年・三木梨央
しみて気付く手にある傷はふとあらわる心の傷にはどう消毒を

東京都新宿区・海城高2年・南幸佑
突然に泣きたくなる日予備校の人が消しゴム配っておりぬ

東京都練馬区・小石川中等教育学校3年・田中磨由子
帰り道耳打ちで知る志望校枝分かれゆく交差点、夏

東京都西多摩郡瑞穂町・瑞穂農芸高2年・森咲菜
牛のため動く私は農家の子汗を流すとスイカが待つ

東京都西多摩郡瑞穂町・瑞穂農芸高2年・ゴットシャルクリナ
暑くなり窓を開けると蝉時雨それをかえって静寂と聞く

新潟県加茂市・新潟高3年・乙川文隆
一時間ごとに開く窓十八の夏の教室こんなに静か

岐阜県飛騨市・吉城高2年・岡田千佳
風呂上がり麦茶一気に飲み干せばコップの底に月が映った

愛知県名古屋市・旭丘高2年・渡邉美愛
触れないでほしい、こころの月光が君だけを照らそうとするから

三重県津市・津高2年・宇河穣晃
唯一の被爆国たる我が日本抜け出せぬのか核の傘から

三重県津市・津高2年・桐畑カレン
マカロンのようにあわいいろどりでえがいてみたい私の青春

三重県津市・津高2年・久保村友香
「もう嫌だ」吐き出す弱音あてもなくスマホにさした白いイヤホン

三重県津市・津高2年・佐藤颯真
おばあちゃん長生きしてねまた今度あと一周の蚊取り線香

三重県津市・津高2年・吉永和奏
あぁ私どうしてこんなに空っぽで人に流され日々に流され

三重県津市・津高1年・佐松快飛
気づいたら夏はあっさり終わってるさっきのチョコが最後のように

三重県津市・津高1年・別所このか
軽トラの荷台へ梅を干し終えて西瓜を頬張る祖母と私

京都府京都市・立命館高1年・尾島蓮瑛
リングイネのペスカトーレがおいしいと噂の店は二駅向こう

京都府京都市・洛南高2年・伊藤栞奈
黒板に数式書いてこぼれ落ちるチョークの粉のようなぼくらは

京都府京都市・大谷高1年・向山洸生
令和三年昼飯は前を向き静かに一人ごはんを食べる

京都府京都市・大谷高1年・横田隼士
アクリル板並ぶ食堂クラブ後に静かに食べるぶっかけうどん

京都府京都市・大谷高1年・大和莉子
消しゴムで文字をゆっくり消してみる机の脚はやっぱり揺れる

京都府京都市・大谷高1年・三浦颯斗
雨の日の生徒混み合う下駄箱でぬれてしまった外靴をぬぐ

京都府京都市・大谷高1年・丸岡頼依
放課後にきれいに箒が並んでる底に錆ある掃除ロッカー

大阪府岸和田市・産業高3年・松川咲輝
野球部の「一、二、一、二」聞きながら無心で絵を描く我ら美術部

大阪府岸和田市・産業高3年・一ツ町未遥
君が君を何度嫌っても正解の無い人生に僕がいるから

大阪府岸和田市・産業高3年・成重采音
射位に立つ人生最後の試合にて矢を射る瞬間音はなくなる

大阪府岸和田市・産業高3年・西浦琢生
「満床だ自宅療養頑張って」問われる人の命の重さ

兵庫県神戸市・六甲アイランド高2年・山中理加
大人でも子供でもない僕たちはいったいどんな生き物なんだ?

奈良県奈良市・北浦果乃
街中を寂しい匂いが埋めてゆく冬服を着たその日から冬

福岡県福岡市・上智福岡高1年・船井あず
この距離も静かに食べる弁当もいつか輝く思い出になる

福岡県福岡市・上智福岡高1年・三澤柚良里
何回も気づかれるかな変顔がマスクの下でしずかに遊ぶ

福岡県福岡市・上智福岡高1年・主田圓三
ペン回し気取ってみせてもしょうがない諦めてるだけ分からないだけ

福岡県糟屋郡新宮町・新宮高1年・吉丸朱音
あせってた私の体受け止めた真っ赤に光るいつもの改札

福岡県糟屋郡新宮町・新宮高3年・井口漱大
夕焼けに照らされた友の横顔やどこか懐かしい鹿児島本線

宮崎市・佐土原高1年・甲斐琉愛
駆けていく制服の群れ気づくのはシャツにつばさのあとがちらほら

宮崎市・佐土原高1年・井上美優
新しいクラス静まりすぎていて音が出せない椅子引きづらい

宮崎市・佐土原高1年・鈴木聖尚
モテたいと皆言うけれど二人から好意をもたれる辛さを知ってる

宮崎市・佐土原高2年・清隼人
挫折して今日も現るミントの葉お前のように生きて行きたい

宮崎市・佐土原高2年・富永龍翔
フタをあけ炭酸のように消えていく僕のやる気はまるでサイダー

宮崎市・佐土原高2年・乙守菜々子
答えなど出てはくれないこの問いにひざの毛玉が「にゃあ」とつぶやく

宮崎市・佐土原高2年・平川創喜
湧きあがる入道雲と恋心全力疾走十七の夏

宮崎市・佐土原高2年・飯牟禮泰希
大量のレシートの奥に中学の友達と撮った褪せたプリクラ

宮崎市・宮崎西高1年・古谷明希歩
赤シートしなびたページをなぞってく覚えられない単語が3つ

宮崎市・宮崎西高1年・松尾京佳
空間が静止し無音の一秒間立ち上がる子音飛ぶ札の音

宮崎市・宮崎西高2年・間曽愛叶
理想的わたし自身の心の定位置あえて言うなら姫女〓

宮崎市・宮崎西高2年・真有希
暑い夜に君を見るのが私のユメ炎色反応ストロンジウム

日南市・日南振徳高1年・松田寧々
傷ついてでも幸せで切なくて君の隣はすごく大変

西臼杵郡五ケ瀬町・宮崎県立五ケ瀬中等教育学校6年・海野礼夢
人生は一話完結ではなくて目覚まし時計に囲まれて寝る

延岡市・延岡高2年・鹽聴η
太陽に照らされ乾く石鹸の干された姿私は焦る

延岡市・延岡高3年・尾崎杏樹
藍色のその髪飾りをじっと見るただ「ごめんね」が言えないままに

延岡市・延岡高3年・三村凌可
ひとめ見てずっと考えている数日間心ひかれるバーゼル問題

延岡市・聖心ウルスラ学園高1年・佐藤港
夏祭り気になる人と花火見る心はいつか打ち上がるはず

延岡市・聖心ウルスラ学園聡明中学校高等部1年・佐藤碧泉
太刀魚の長い胴体捌いたらもうすぐそこに秋が来ている

延岡市・延岡工業高2年・岩田桃
検定前学校に残りじんべいを作り終えると日も沈んでいる

延岡市・延岡工業高3年・松葉海斗
君はいつも忙しそうですねだけど僕は君と会う数分が全てのようだ

延岡市・延岡青朋高3年・差波夢華
君色に染まる景色を見てみてはワスレナグサをとりに戻って

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