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まん延防止延長−県

本紙掲載日:2022-02-11
3面

全市町村対象、3月6日まで

 県は10日、13日を期限とするまん延防止等重点措置の指定期間を3月6日まで延長すると正式決定した。対象区域は全市町村で飲食店などへの営業時間短縮、酒類提供の終日停止など要請も継続する

 措置適用の延長決定を受けて10日夜、県対策本部会議を開いた。

 県によると、都城市や延岡市などで減少傾向がみえ、県全体の新規感染者数は9日連続で前週の同じ曜日を下回った。9日時点の県内の直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は195・3人。1月24日時点以来、初めて200人を下回った。

 しかし、宮崎・東諸県圏域は243・5人と高止まりが続き、クラスターも続発。「県全体としてピークアウトには至っていない」として、「春休みを前に感染を抑え込み、その後の経済回復につなげていくため、引き続き強い対策の継続が必要」と結論づけた。

 河野知事は会議後の会見で、圏域ごとに感染状況は明確に異なり、落ち着いた地域は対象区域から除外する可能性もあるとした。一方で、「おおよそのシミュレーションだが、県内が100人程度に下がるのは最も早くて2月下旬。簡単には下がっていかない」と厳しい見通しも示した。

 今後は「感染動向を見ながら早め早めに県としての見通しを示し、市町村と相談の上、必要がある場合は対応を見直していきたい」と語った。


◆80代以上の感染者が急増−高齢者施設クラスター20件など背景

 第6波の感染者は第5波に比べ、80代以上の割合が2倍以上になっていることが10日、県のまとめで分かった。オミクロン株の感染力が強く、高齢者施設などでクラスターが続いていることが背景とみられる。重症化しにくいとされるオミクロン株で、死者の確認が続く要因となっている。

 第5波は昨年6月から10月までの112日間で総感染者数は3070人。高齢者の2回目のワクチン接種が進み、感染者のうち80代以上の割合は2%に抑えた。21人が亡くなった第3波に比べ重症化、致死率は低かった。

 第6波は今年に入り41日間で、8471人の感染を確認した。80代の感染者は203人(第5波44人)、90代以上は148人(同15人)で大きく増加している。増加要因はクラスターで、第6波のクラスター総数105件のうち、高齢者施設が20件にも上った。第5波は高齢者施設が2件だった。

 10日時点で第6波の死者17人のうち9人が90代、7人が80代、1人が70代。いずれも基礎疾患があった。

 河野知事は「潜伏期間の短いオミクロン株により、疫学調査などの網がかからず、警戒していた高齢者施設でのクラスターが特に1月下旬から急増。医療提供体制への圧迫が高まり、高齢で基礎疾患がある人は一気に命に関わる事態を招いてしまっている」と分析した。

 県は、医療提供体制の強化に加え、クラスターが多く発生している学校・教育施設、高齢者施設での対応強化をはかり、ワクチンの3回目接種の加速化を図る方針。河野知事は「この3連休を含め、感染を抑え込む重要な局面。同居する家族など普段、一緒にいる人と過ごし、特に高齢者、基礎疾患を持つ人との接触の機会を減らしてほしい」と強く訴えた。


◆無料検査、3月6日まで延長−まん延防止延長で

 県は10日、まん延防止等重点措置の期間延長に伴い、県内での無料検査を3月6日まで延長すると発表した。県内では58カ所で無料検査が行われている。

 県によると10日時点で、県内ではPCR検査センターや薬局、医療機関など計58カ所で無料検査を実施している。

 無料検査が始まった1月8日から今月6日までに、PCR検査センターで約2万6000件、薬局などで約4900件の検査を実施。計284件が陽性だったという。


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