日向市青の国大賞受賞記念

西島数博スーパーダンスライブ

◆新感覚のステージで魅了

　日向市出身で日本を代表するバレエダンサーの西島数博さんが主演、演出する「スーパーダンスライブｉｎ日向〜故郷に舞う」が１５日、同市文化交流センターであった。同市のイメージアップ、地域活力の向上などに貢献したとして、西島さんが昨年１１月、「青の国大賞」を受賞したことの記念公演。西島さんのすがすがしく華やかなダンスと、タップダンス、ピアノ、和太鼓など異ジャンルがコラボレートした新感覚のステージで観客を魅了した。主催は国際ソロプチミスト日向（伊達由伺子会長、伊達バレエ団・バレエスクール主宰）。

　会場入り口で検温、手指消毒など新型コロナウイルスの感染拡大防止策を徹底して開催した。ゲストは、タップダンサーの清水夏生さん、和太鼓奏者の岩切響一さん（Ｒｅ：ｃｏｎｎｅｃｔ）、ピアニストの横山起朗さん（同）ら。

　ステージは２部構成で、第１部は神話をモチーフにした和の舞台、第２部では西島さんのコンテンポラリーダンスと、ピアノ、和太鼓、映像を融合させたコラボ作品を上演した。

　西島さんは、時には優雅に、時には力強く躍動。橘太鼓響座のジュニアメンバーの和太鼓と、伊達バレエ団、バレエスクールの生徒との共演もあり、和太鼓との息の合ったダンスがステージに花を添えた。

　また、西島さんは、生まれ育った同市での思い出話などを披露しながら「今回の受賞、特別公演は皆さんのおかげ。日向市で舞台が開催でき、とても幸せ。希望、夢を大きく持って、次のステージに進みたい」と感謝した。