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18日発表、過去最多160人

本紙掲載日:2022-01-18
1面

日向市と門川町を赤圏域に−知事

 河野知事は18日午前、定例会見で新型コロナウイルス新規感染者が過去最多の160人になると発表した。また日向市と門川町を赤(感染急増)圏域に指定し、赤圏域は延岡市を含め4市2町になった。18日午前には、都城市と三股町を対象とした「まん延防止等重点措置」の適用を国に正式要請したと示した。

 会見などによると、17日検査分は、医療機関受診による判明も101人と過去最多に。知事は「大変厳しい急拡大の中、ピークアウトが見えず、さらなる火種が確認された。300人という数字になってもおかしくない」と危機感を示した。

 外出・移動の自粛などを求める赤圏域の指定について、日向・東臼杵圏域が目安を上回ったが、入郷地区では新規感染者は出ていないため、日向市・門川町のみを対象とした。

 「まん延防止」は国が19日に対策本部会議を開き本県への適用を決定する見込み。県は19日に県対策本部会議を開き、措置区域を決定する。

 知事は「現時点では、会食関連のクラスターも発生し、感染者数が突出する都城市と三股町が対象だが、人口規模の大きい宮崎市や延岡市でも拡大を注視、警戒している」。新規感染者数や飲食店でのクラスターなどを総合的に判断し、適用後に対象区域を追加する可能性を示唆した。

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