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2022年新春インタビュー(6)−黒木保隆椎葉村長

本紙掲載日:2022-01-12
3面

UIターンなど三つの支援

◆1人でも多くの転入者を

−−昨年7月に第38代村長に就任されました。

当初は新型コロナウイルス感染症の影響で外出が制限されており、なかなかごあいさつに出向くこともできませんでした。コロナも少し落ち着いてきて、全国の会議なども開かれるようになり、ようやくあいさつがかないました。2年ぶりに地域づくり懇談会も開催され、全公民館を回ってさまざまな意見を頂きました。こちらから新しい政策についてお伝えもしました。議会でも議員と議論し、少しずつではありますが、前に進んでいる感じはしています。しかし、まだまだ慣れませんね。

−−4月には尾向地区の交流拠点施設iroriが完成しました。

尾向地区には集会センターがあったのですが、災害で流されてしまいました。懸案でしたが、地元の方にも苦労していただきようやく完成しました。立派な拠点施設で昨年12月には、尾前神楽が初めて奉納されました。地域の人たちに広く活用してもらいたいです。

−−消防団が2度目の防災功労者内閣総理大臣表彰を受けました。

一昨年の土砂災害において、長期間にわたって行った捜索活動が評され、表彰を受けたと聞いています。改めて、誇れる消防団だと思います。非常備ではありますが、彼らなしでは村の安心安全は築けません。人口減少とともに団員減少はやむを得ないかもしれませんが、UIターンの政策にも取り組みますし、団でも処遇の改善を行っています。現在の団員数をキープしていただき、女性団員の拡充にも期待したいです。

−−再び土砂災害が発生する可能性は低くありません。防災、減災への取り組みは。

険しい山間地で、ほとんどの地域が土砂災害警戒区域および特別警戒区域ですが、村はこれまで、一部を除いて、土砂災害特別警戒区域の指定を見送ってきました。今後は県砂防課などと話し合い、協議した上で指定を受け入れながら、ハザードマップや避難所の整備を、順を追ってやっていくべきだと考えています。

−−第6次長期総合計画の策定中です。

村民を交えた「椎葉みらい会議」も行ってきました。コロナ禍で思うようには進みませんでしたが、ほぼ全地区で2回以上が終わりました。昨年12月17日には第1回の策定委員会を開き、意見を伺いました。見直すところもあります。新しい政策もやっていきます。3月まで修正を加えながら、しっかりとしたものをつくり上げていきたいです。

−−改めて新たに取り組む施策、新年の抱負をお願いします。

「UIターン支援制度」「子育て支援の拡充」「造林従事者支援」の3本柱で取り組みます。これが大きな柱となり、一人でも多くの人に転入、帰ってきてほしいです。長期総合計画も「かえりたい」がキャッチフレーズ。そのような村づくりを目指したいです。

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