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2021歳末点描−魔よけの破魔矢

本紙掲載日:2021-12-27
1面
正月に向け、破魔矢など縁起物の準備作業に追われる巫女ら(今山八幡宮)

今山八幡宮、縁起物を準備

 今年も残すところあと5日。県北の神社仏閣は新年を迎える準備が進められており、延岡市の今山八幡宮(伊藤俊郁宮司)でも26日から縁起物の袋詰めなどが始まった。

 8人の巫女(みこ)が初詣客に授ける縁起物の破魔矢をやお守りをビニール袋に詰め、一つ一つ丁寧に確認して陳列。財布などに入れて持ち歩きやすいよう、カード型のお守りも用意した。

 同八幡宮によると、今年の正月は新型コロナウイルス感染拡大防止のため分散参拝を呼び掛けたこともあり、三が日の初詣客は例年より約4割少なかったという。巫女の角田茉奈さん(20)=九州保健福祉大学=は「参拝者の方に気持ちよく新年を迎えていただけるよう、笑顔で丁寧なおもてなしを心掛けたい」と話した。

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