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富美山北地区防災ワークショップ

本紙掲載日:2021-12-24
3面
意見を出し合いコミュニティータイムラインを作成する参加住民ら

内閣府モデル事業−危険察知避難のきっかけに

◆地区単位のタイムライン作る

 内閣府の「地区防災計画作成モデル創出事業」に採択されている延岡市富美山地区の計画作成に向けたワークショップがこのほど、富美山北区コミュニティセンターであった。

 富美山地区は長年にわたり熱心に防災活動を継続しており、内閣府は今年度、全国のモデル18地区の一つに採択。市は同地区のうち、北区をモデル区として住民主体の防災計画づくりに取り組んでいる。

 この日は、兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科の阪本真由美教授を講師に招き、地区に加入している大半の世帯から50人が参加。富美山各区の区長や市職員も住民の輪に入りながら見学した。

 北区は昨年、住民が区内を歩いて回り、発生しうる自然災害の危険箇所を洗い出すハザードマップづくりを独自に実施。災害発生直後から家庭内で家族それぞれが取るべき行動を、時系列で割り振る「マイタイムライン」の作成にも取り組んだ。

 今回のワークショップでは、それを地区単位で役割分担する「コミュニティータイムライン」作りに挑戦。大雨が降り続きレベル3の「高齢者等避難」、レベル4の「避難指示」がそれぞれ出された場合に起きると予測される災害と、必要な対応を個人と地域に分けて意見を出し合った。

 このうち、「水がたまり始めた時」の対応として、個人では「区長や近所への声掛け」「浸水区域の人は早めに避難」、区長は「各組の様子を把握する」「区の連絡網で避難の呼び掛け」などが挙げられていた。

 区は今後実施する避難訓練で、今回作成したコミュニティータイムラインを活用して課題点を修正し、地域防災計画を策定。完成後も毎年の避難訓練などのたびに見直すことにしており、内閣府はこうした取り組みをモデル事例として、全国の計画未整備地域に提案していくという。

 ワークショップを見守った阪本教授は「公助だけで住民の命を守るには限界があり、自助と共助の推進と公助との連携に結び付けていければ」と期待。富美山北区の山本民子区長は「北区は世帯数が少ないが災害リスクは高い。今後も協議を重ね、区への加入もさらに進めて、全員が助かるようにしていきたい」と力を込めた。

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