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書「萬葉歌」日展で入選

本紙掲載日:2021-12-21
2面

通算3回目−畝原ひろみさん(日向市東郷町)

 改組後第8回目となる日本美術展覧会(日展)の第5科(書)で、日向市東郷町小野田の畝原ひろみさん(66)=市書道協会幹事、市美展無鑑査=が第4、5回に続く通算3回目の入選を果たした。畝原さんは約20年前から毎年、日展に出品。「見る人に感動を与える字を表現したい」と創作活動に取り組んでおり、今回の入選作についても「満足できる作品に仕上がった」と話している。

 今年の日展第5科には全国から8518点の応募があり、入選は1083点。県内からは畝原さんを含め5人が選ばれた。

 入選作は、萬葉歌「明日香河瀬湍之珠藻之打靡情者妹尓因来鴨」(第13巻、3267番歌)。縦227センチ、横53センチの和紙に勢いある筆致で19文字をしたためた。「筆の返し方、筆の使い方が勉強になった。力の入れ具合、型にとらわれない勢いのある字で表現できた」と振り返る。

 畝原さんは延岡市北一ケ岡出身。小学3年生から書道を始め、書道歴は約60年。これまでに読売女流書法展女流読売大賞をはじめ、読売書法展秀逸5回、現創展特選2回、県美展特選2回、日向市美展特選3回などの賞歴を持つ。現在は読売書法会と読売女流の各評議員なども務め、同市向江町で幼児から一般までを対象とした書道教室を開いている。

 「万葉歌が自分には合っている。小さなことを考えず、おおらかで素朴な線の表現ができる」と畝原さん。師匠でもある書家陣軍陽さん(宮崎市)の元にも定期的に通い、自己研さんも欠かさない。

 「今回の収穫は筆の使い方。今までできなかった線の出し方ができるようになった」と分析。「日々の努力の積み重ねが人に感動を与える書につながると思う。今回学んだことを生かし、初心に帰って作品づくりに努めたい」と抱負を語った。

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