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多彩な音楽楽しむ

本紙掲載日:2021-12-17
7面

津野田音楽院コンサート70回の節目

 延岡市伊達町の音楽教室、津野田音楽院(津野田兼吾院長)の第70回コンサートが11月20日、延岡総合文化センター小ホールであった。

 同音楽院は先代の津野田まさ院長が1950年に創始。年1回コンサートを続け、今年、大きな節目を迎えた。生徒のピアノ発表だけでなく、多彩な音楽と親しむ機会にしようと、近年は「音楽百花」をテーマに掲げており、今年もさまざまな楽器、ジャンルの演奏や合唱を、出演者も来場者も楽しんだ。

 生徒たちは、オープニングで恒例にしているイングリッシュ・ハンドベル演奏やピアノ独奏を披露し、延岡少年少女合唱団と一緒に合唱。のべおか古楽の会はトーンチャイムで、先頃亡くなった仲間との思い出の曲を演奏した。

 ゲスト出演のチェリスト宇野健太さん(大分県日田市出身)は、ピアソラの「リベルタンゴ」などで来場者を魅了。予定になかったバッハの「無伴奏チェロ組曲第1番」を演奏して、熱烈なアンコールに応えた。

 また、もう一つ注目されたステージは、講師の日高淑さん(42)と祖父後藤稔夫さん(99)=観世流謡曲名誉師範=の共演。淑さんがピアノで弾くラヴェル(フランス)の曲をバックに、稔夫さんが「高砂」を謡うという「和と洋の出会い」の妙と、稔夫さんの力強い声が、来場者を感嘆させた。

 近年恒例となっている、出演者全員でのハレルヤコーラス、全国の歯科医師らで編成するジャズバンド「リハビリテーションオーケストラ」のステージもあった。

 70回の節目に、講師の津野田千恵さん(69)は「母(しゅうとめ)は、すべての楽器演奏に通じる基礎づくりを大切にしていて、『あちこちの家から歌声が聞こえるようになればいいわね』と話していたことを思い出します」と振り返り、「今後も良い音を聞き分けられる耳を育てることに力を入れたい。そうすることで人の話も聞けて、集中力も付くのでは」。

 淑さんも「不安の多い今の時代に、音楽はますます必要になってくると思う。ピアノだけでなく、みんなで合わせる合唱やアンサンブル教育を大事にしていきたい」と話していた。

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