夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。
スポーツで活躍した場面の写真、ステージでの発表会、さまざまな行事で新聞に掲載された写真をご家族の記念に保存されてはいかがですか?
写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。
写真のサイズと料金は次の通りです。
▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。
写真は個人的利用に限ります。
印刷物などに用いることはできません。
写真提供サービス開始とともに、これまでの貸し出しサービスは終了します。
お問い合わせ、お申し込みは
本社(電話番号 0982-34・5000、平日は午前9時−午後5時、土曜は午前9時−午後3時)へお願いします。
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今井さん親子(川南町)が講演
川南町の今井心子さん(47)と重度の障害がある息子の総二郎さん(19)が9日、延岡市のカルチャープラザのべおかで「地域で自分らしく生きるために〜寝たきり僕と母ちゃんの奮闘記」の演題で講演し、これまでの取り組みや今後の夢などについて話した。
講演は同市と市教委、市人権啓発推進協議会主催の今年度人権セミナーの一環。障害がある人もない人も同じように暮らせる社会を目指す「ノーマライゼーション」の理念の普及などを目的に実施した。
総二郎さんは「自分でお風呂に入ったりご飯を食べたりすることができないので、生活のすべてにおいて人の力を借りて生きています。いろんな道具の力も借りて生きています」と自己紹介した。
心子さんは「総二郎は仮死状態で生まれた。脳性まひを告げられた時、丈夫に生んであげられなくてごめん、という思いでいっぱいだった」などと、妊娠から出産を振り返った。
地元の小学校に通えるよう働き掛けたこと、さまざまな場所に積極的に連れ出したことなど、地域で生きていくために行ってきた活動も紹介。「思い通りにならないことは多いが、楽しく生きていけている」と語った。
総二郎さんも自分が能動的に取り組んだ活動を紹介。予約しなければ電車に乗車できない規則の改善をJRに要望した際は「僕が乗りやすくなったらみんなも使いやすくなる、と伝えました」と話した。
心子さんは今年4月、高鍋町で一般社団法人「バリアフリーサークルこゆ」を立ち上げ、共生社会の実現を目指して活動中。総二郎さんは支援学校を卒業後、宮崎市の障害者自立応援センターに通い、同センターの車の管理などを行っている。
心子さんは今後について「障害のある人々がありのままでいられる社会を目指し、啓発活動などに取り組みたい」と抱負。総二郎さんは「地元で1人暮らししたいです」などと夢を語った。
講演の最後は総二郎さんがあいさつ。「わざわざお招きいただき、ありがとうございました。気を付けてお帰りください。ご清聴、ありがとうございました」と締めくくった。今月4〜10日は人権週間だった。