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しばぜき漁、片手投網の作り方−初開催

本紙掲載日:2021-12-13
3面
片手投網の作り方を指導する今井さん(左から2人目)

延岡市教委5回講座−講師は漁師の今井さん

 青竹やササを打ち込んだ堰(せき)で川の流れをせき止めてアユ捕らえる、延岡市北川町で継承されてきた秋の風物詩〃しばぜき漁〃。この漁法の要となる「片手投網」の作り方を教える講座が4日、市北川総合支所内の北川コミュニティセンターであった。

 川漁の伝統を後世に残すことを目的に市教育委員会が主催し、今年初めて開講。町内から10人が参加し、長年しばぜき漁を行う今井次郎さん(71)を講師に、片手投網の基本となる「一重(ひとえ)」の作り方を学んだ。

 一重は、横長い網の持ち手側に水に浮く材質の「うけ」、下に鉛などでできた「ゆら」が通った基本的な型。着水するとゆらの重みで手前だけが沈む仕組みで、前方にしか進めないアユは、みるみる網にかかっていく。

 全5回の講習に分けて完成を目指し、4回目となるこの日は「うけ」にひもを通したり、網を自分好みの大きさで編んだり、参加者が思い思いのペースで作業。今井さんはそれぞれの作成状況に合った適切な指示を投げ掛けていた。

 また、投げ方の指導もあり「網が絡まないように投げる」「手首は回すだけ」など実演を交えながら分かりやすく解説していた。

 参加者の70代男性は「片手投網は買うだけで高くつくので、自分で作りたいと思い参加した。技術は一生もの、網が破れたりした時も修理ができて便利だと思う」と感想。

 今井さんは、投網の作り方について「自分はおじさんと酒を飲みながら教えてもらった」と笑顔で振り返り、「指導者が少なくなってきている。作り方が分かれば自分の体形やアユの大きさに合わせて長さや編み目を調整できる。北川の伝統を守っていくためにも指導の輪を広げていきたい」と話していた。

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