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雪造り急ピッチ−五ケ瀬スキー場

本紙掲載日:2021-12-07
1面
オープンに向けて雪造りが進む五ケ瀬ハイランドスキー場(五ケ瀬町鞍岡、6日午後)

ゲレンデに白い山

◆24日、オープンへフル稼働

 日本最南端のスキー場、五ケ瀬町の五ケ瀬ハイランドスキー場では、24日のオープンに向けてゲレンデの下地となる雪造りが行われている。

 今年は造雪機が11月15日から本格稼働。現在、スタッフらが機械をフル稼働させながら24時間態勢で雪造りを進めている。

 水を霧状に噴射して人工雪を降らせる降雪機も氷点下2度以下で湿度の低い日に稼働。6日までに6日間使用しており、同スキー場の川崎一仁係長は「今年は昨年より冷え込む日が多く、昨年と比べて降雪機の稼働日数は多い」と話した。

 コースには高さ3、4メートルの雪山が複数できており、今後も1日当たり約112トンのペースで造雪。オープン2日前からは圧雪車でゲレンデに雪を広げていくという。川崎係長は「天然の雪が降ることにも期待したい」と話している。

 7日は二十四節気の「大雪」。

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