建設業の役割、重要性学ぶ
本紙掲載日：2021-12-01
8面
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◆「ポケドボカード」楽しむ−東海小５年生
東海小学校では１１月２４日、５年生５３人を対象に行われた。主催は延岡河川国道事務所や延岡土木事務所、市、建設業協会、測量協会など地区内の公共工事関係機関でつくる実行委員会。
子どもたちは校内で土木の仕事について図解で学んだ後、ゲームで災害復旧などインフラ整備の進め方や役割に触れる「ポケドボカード」を楽しんだ。
その後、校庭で掘削重機のバックホーに試乗してアームシャベルを使った模型の魚釣り、振動ローラーに乗り込んでの整地作業を体験。カメラ付きドローンの操縦やレーザー測量も人気だった。
また、同国道事務所の照明車、各機関の現場パトロールカーも展示。児童の伊藤碧さんは「測量はレーザーですぐに距離が測れてすごかった。下水道や鉄道なども土木でできていると知らなかったので身近に感じた」。岩��幸歩さんは「ドローンは思っていたより重かったけど、たくさんあるバッテリーが格好良かった。土木はライフラインを支える大切な仕事と感じた」と話した。
土木の日は土木学会の前身、工学会の設立日（１８７９年１１月１８日）。「土木」という字を分解すると、「十一」と「十八」になることから同学会が定めた。ふれあいイベントは道路や河川などインフラ整備の重要性などを学び、土木技術に親しんでもらおうと毎年、県内各地で行われている。