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◆オーデコ購入支援自販機
本紙掲載日:2009-09-21
2面


視覚障害者の歩行補助具「オーデコ」

シルバーハウス虹の里が設置した募金自動販売機

シルバーハウス「虹の里」が県内初設置

◆視覚障害者の歩行補助具−延岡

 延岡市山下町の要介護者対応賃貸住宅「シルバーハウス虹の里」(河野治満施設長)は18日、売上金の一部が視覚障害者の歩行補助具「オーデコ」購入の助成費になる募金自動販売機を玄関前に設置した。県内では初めて。

 九州・山口地方で活動している視覚障害者自立支援協会(荒牧功一理事長)が設置を推進しているもので、同地方で6台目となった。

 販売するペットボトルや缶入り飲料の価格は他機と同額(120〜150円)。1本に付き3円が同支援協会への寄付金となる。その分、設置者である虹の里の手数料収入は減る。

 同協会は、オーデコ(120万円)購入希望者への30万円助成を第一に、盲導犬育成など視覚障害者の自立を支援するさまざまな活動に寄付金を活用する。現在、福岡県で一人がこの助成金を得て同機を購入し使っているという。

 同協会南九州支部長の伊藤信行さん(29)=同市北一ケ岡=は「オーデコは、継続的な育成が難しい盲導犬に代わる画期的な歩行補助具。多くの人が購入できるように募金自販機設置を進めたい。いずれは購入費の全額を助成できるようにしたい」と話す。

 寄付金額は、自販機の利用状況によるが、1台に付き年間1万円程度の見込み。

 河野施設長(57)は「金額は微々たるものだが、参加できることがうれしいし、これをきっかけに設置者が増えることを願っています」と話し、「この自販機を選んで買ってもらえれば間接的なボランティアになりますよ」とPRした。

 同協会は平成19年に「九州盲導犬を支援する会」として発足。今年2月に現在名に改称した。

 「支援する会」時代に推進した盲導犬育成目的の募金自販機が、市内では同市クリーンセンター(長浜町)と高見工務店(日の出町)に設置されている。

【オーデコ】
ヘッドバンド(写真左)に内蔵した小さなカメラで撮影した映像から、リアルタイムで物の輪郭を抽出、電気刺激に変えて脳に伝える機械。白線、ガードレール、横断歩道などを認識することができ、全盲の人が一人で外を歩ける。東京大学と株式会社アイプラスプラスが共同開発した。

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