日向ＪＣ・ＳＤＧｓ絵画コンクール

市長賞に荒木優亜さん（日向中）

◆描いて理解深める

　子どもたちにＳＤＧｓ（持続可能な開発目標）への理解を深めてもらおうと日向青年会議所＝日向ＪＣ＝（中窪康太理事長）が募集した「日向市ＳＤＧｓ絵画コンクール」の表彰式が２０日、同市上町の日向商工会館であった。
「ＳＤＧｓを知ろう！広げよう！」をテーマに、市内の小学４年から中学生までを対象に作品を募集。子どもたちは、ＳＤＧｓの１７目標の中から一つを選び、そのイメージを自由に描いた。

　９月には、応募作品全８５点の展示会が同市財光寺のマルイチ財光寺店で開かれた。会期中に審査会が行われ、市長賞、理事長賞、ＳＤＧｓコミュニケーター賞、市民の投票による市民賞など六つの特別賞が決まった。

　表彰式には入賞した児童生徒５人が出席。一人一人の絵画と作品に込めた思いがスクリーンに映し出された後、それぞれに賞状と副賞が手渡された。

　中窪理事長は「心にグッときた作品を選んだ。ＳＤＧｓが広がり、明るい豊かな社会をみんなでつくっていきたい」とあいさつ。十屋幸平市長は、日向市が取り組むＳＤＧｓについて紹介し、「すべてがＳＤＧｓとつながっている。
入賞を機にもっと関心を持ってほしい」と呼び掛けた。

入賞者は次の通り。
▽日向市長賞＝荒木優亜（日向中２）▽市民賞＝黒木星（塩見小６）▽日向ＪＣ理事長賞＝小林道夫（美々津中２）▽ＳＤＧｓコミュニケーター賞＝高橋桃果（日向中３）▽宮崎日日新聞社賞＝小辨野翔一（大王谷学園初等部５）▽読売新聞西部本社賞＝奈須夢佳（塩見小６）