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「野草の女王」寒蘭展14日まで

本紙掲載日:2021-11-13
7面
延岡地区日本寒蘭展示大会

自慢の逸品100鉢以上−延岡地区蘭友会

 第63回延岡地区日本寒蘭(かんらん)展示大会が、13日から延岡市東本小路の市民協働まちづくりセンターで始まった。14日まで。入場無料。14日は午前9時から午後3時まで。延岡地区蘭友会(小田林会長)主催。

 会員22人が丹精した100鉢以上を一堂に展示。初日は審査会もあり、ベテランの会員が審査員となって、花の形や葉の色、成長具合などを慎重に見て各賞を選んだ。入賞者は後日掲載する。

 寒蘭はその優美さと美しさから「野草の女王」とたたえられており、種類、数量ともに豊富な県北は宝庫とされる。愛好家たちは仲間同士で株分けするなどして、1鉢を30年以上かけて仕上げる会員もいるという。

 昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となったため、久しぶりに自慢の逸品を披露できる機会となり、小田会長は「今年は開花が早かったり遅かったりと苦労しますが、会員たちは見事に仕上げています。ぜひ、足をお運びください」と呼び掛けている。

 18〜20日には都城市高城町で県展、27、28日には門川町で県北4地区遅咲き展示会を予定している。

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