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全国連盟・結成70周年記念研究大会

本紙掲載日:2021-11-09
2面
全国へきち教育研究大会宮崎大会の開会式(10月28日、宮崎市)
美郷南学園で開かれた分科会(10月29日、美郷南学園)
教諭らによる研究協議(10月29日、美郷南学園)
グループ活動をする生徒(10月29日、美郷南学園)

へき地教育、さらなる充実へ−宮崎

 全国のへき地・小規模校・複式学級を有する学校が加盟する全国へき地教育研究連盟の結成70周年記念「全国へき地教育研究大会宮崎大会」は10月28、29日、県内各地であった。来場とオンラインを組み合わせたハイブリット型で開催。同29日は県北3校を含む県内8校で公開授業が行われた。主催はほかに文科省、県教育委員会など。

 大会は毎年、全国持ち回りで開催しており、本県では1968年以来53年ぶり2回目。大会スローガンは「神話の里みやざきでふるさとの未来を創る子どもを育てよう!」。諸塚中学校の石井豊久校長が実行委員長・事務局長を務めた。

 初日は宮崎市民文化ホールで開会式があり、文科省・丸山洋司審議官、黒木淳一郎県教育長が「小規模校は良さを最大限生かし、地域と一体となり多くの成果を出してきた。今後もふるさとを大切に、これからの時代を自ら切り開く力を育んでほしい」とあいさつした。

 続けて、元競泳五輪日本代表コーチの久世由美子さん(延岡市)が「夢を夢で終わらせない」の演題で基調講演したほか、課題別分散会、へき地教育功労者の表彰式などが行われた。

◆地域素材を活用「美郷科」公開−美郷南学園で分科会

 2日目は分科会として、延岡市や美郷町、五ケ瀬町など県内8市町村の小中学校で公開授業が行われた。

 このうち、幼小中一貫校の美郷町立美郷南学園(小野浩司校長、111人)には、同校職員を含む近隣学校の教諭ら約50人が来場。また、授業の様子はオンライン会場のニューウェルシティ宮崎(宮崎市)にネット配信された。

 授業では、7年生15人が総合的な学習の時間「美郷科」を公開。7年生は今年、「地域の産業の未来について考えよう」をテーマに、株式会社HUTTE(美郷町南郷)の代表取締役今西猛さん(39)協力の下、原木マイタケの栽培から販売までを行っている。

 この日は「生産・価格班」「広報・PR班」「調理・加工班」の3班が、販売するための課題解決に向け、それぞれの立場から提案。それらに対して寄せられた質問を各班で整理分析し、改めて今後の取り組みについて各班の代表が発表。タブレット端末を使いながら全員に情報を共有した。

 授業後は、教諭らによる研究発表、協議があり、同校の金丸喜紀教諭は、南郷には幼小中一貫校の同校しか学校がなく、それ故に地域の人たちが学校に対して関心が高いこと、自然豊かで特産物も多く、祭りや神楽など伝統を受け継ぐ精神に富んでいることなどを紹介。その上で、「人、もの、こと」の地域素材を活用した美郷科を中心に、成長過程に応じた体験活動を通してキャリア教育の推進を図っていることを伝えた。

 小野校長は「これからの時代を自ら切り開いて歩いていく力を育成したい。そのためにキャリア教育に関する本研究が子どもたちの生き方を支える一助となれば。今後、実践を重ねていく必要がある」と話した。

 公開授業は同校のほか、延岡市立方財小学校、五ケ瀬町立三ケ所小学校でも行われた。

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