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保護、環境保全の意識高める

本紙掲載日:2021-10-26
7面
ウミガメの保護、海の環境保全などについて考えた九州ウミガメサミットin日向

九州ウミガメサミットin日向

◆卵「移植」の問題点も指摘

 「九州ウミガメサミットin日向(第9回九州ウミガメ連絡会in日向)」が16日、国文祭・芸文祭みやざき2020分野別フェスティバルの一つとして、日向市文化交流センターで開かれた。高校生、大学生、一般ら多くの人が専門家の講演に耳を傾け、絶滅危惧種のウミガメの保護、海の環境保全などについて意識を高めた。ウミガメ保護に取り組む同市の市民団体、日向市アカウミガメ研究会(児玉嘉嗣会長)など主催。

 サミットでは、ウミガメを研究する専門家、大学生、保護団体らが順に活動報告、研究の成果などを発表。このうち、宮崎大学名誉教授で宮崎野生動物研究会の岩本俊孝理事長は「最近のウミガメの保護活動の動向について」をテーマに話した。

 岩本理事長は、卵を安全な場所に移動させる「移植」や子ガメの放流など過去に行われてきた保護活動の問題点をデータを示しながら説明。「卵が高波などで流されるのを防ぐため移植する場合もあるが、適正な時期に行わないとふ化率が下がる。卵の向きも変わることで、磁場の方向が変わり子ガメが海に向かわなかったり、死んだりする」と指摘。さらに、移植が理由で磁場を持たない稚ガメが生まれ、産卵された海岸に戻ってこない原因になっている可能性があると話した。

 動物による食害防止にも触れ、産卵後の卵を移植場に移さず、プラネットや金属網をかぶせることで十分な効果があることも紹介した。来場者は、専門家らの活動報告、資料などに目を通し、メモを取りながら熱心に聞き入った。

 最後に児玉会長は「ウミガメの生態、活動内容などを聞いて、一生懸命頑張らないといけないと再認識した。今後も皆さんの協力をお願いしたい」と呼び掛けた。

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