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吉田教授(名古屋大博物館長)、母校へ

本紙掲載日:2021-10-16
8面

コンクリーション研究の第一人者−延岡市立旭小

 延岡市出身で名古屋大学博物館館長の吉田英一教授(59)がこのほど、母校の延岡市立旭小学校(大陽子校長、464人)を訪れ、児童と交流した。
吉田教授は、地層の中で形成される球状の岩の塊「コンクリーション」研究の第一人者として知られる。大校長の寄稿を紹介する。






◆児童19人、校長室で交流−思い出に残る貴重な時間・校長大陽子

 先日、旭小学校に1人の大学教授が訪れました。名古屋大学教授で理学博士の吉田英一さんです。

 吉田さんは、コンクリーションの発見者で地質学という分野で大変有名な方です。コンクリーションとは、「堆積岩中の泥や砂の隙間が鉱物で充填(じゅうてん)され、非常に緻密で硬くなっている塊」のことを言います。「天然のコンクリート」とも言われています。コンクリーションの中からは、クジラの頭や二枚貝の巻き貝、アンモナイト、魚竜などの化石が発見されています。

 吉田さんは延岡市出身で、旭小学校の卒業生です。延岡に帰省した際、母校の旭小学校を訪れました。私と高校時代の同級生という縁もあり、このたびの訪問につながりました。

 昼休み、化石や生物に興味関心を持っている児童19人が校長室にやってきました。恐竜の化石に興味があるという2年生も訪れ、吉田さんの話を瞳をキラキラさせて興味津々で聞いていました。

 「好きな化石は何ですか」「コンクリーションを探すポイントは何ですか」など、次々に出る質問に丁寧に答えてくださいました。

 最後に記念撮影をしました。短い交流の時間ではありましたが、子どもたちにとって思い出に残る貴重な時間になりました。

 旭小学校では、吉田さんを講師にしたキャリア教育を予定していましたが、新型コロナウイルスの影響で、まだ実施できていません。いつか、再会できることを楽しみにしています。


◆来年2月に講演会を予定

 同校では延期していた吉田さんの講演会を来年2月に予定。今回は講演会の打ち合わせを兼ねて訪問した。

 大校長によると、今回の児童との交流は「せっかく来てもらうのなら」と企画。直前だったため、その日の朝に学級担任を通じて希望児童を募ったという。何も知らず、昼休みに来校した吉田さんに「すみません、吉田さんに会いたい人がいます」と知らせ、校内放送で呼び掛けると、2〜6年生19人が校長室に集まった。

 吉田教授は突然の依頼にもかかわらず、自身の研究などについて説明。児童は次々に質問し、昼休みが終わっても別れを惜しむ様子が見られたという。

 化石や恐竜が好きで参加したという5年の阿部尚正さん(10)は「コンクリーションが、死んだ甲殻類など生物の成分と海の成分が化学反応を起こして内側から硬くなったと聞いて驚いた」と振り返り、「生き物の保護や絶滅した動物を生き返らすことが夢。話を聞いて、コンクリーションの中の生物の化石からDNAを採取したり、掛け合わせたりできるかもしれないと思った。人間のせいで絶滅している動物がいるので、人間の手で復活させたい」。

 古生物学者が夢という6年の謀脹裕さん(12)は「有名な方だと聞いて楽しみにしていた。とてもいい方で面白くて、もっとたくさん知りたいと思った」と笑顔を見せ、「(吉田教授のように)僕も大発見してみたい。勉強も頑張りたいと思った」と声を弾ませた。

 「子ども一人一人の興味関心が違って、可能性は無限」と大校長。その可能性を広げるため、多くの人や物に出会ってもらいたいと、その道を究めた本物との出会いを求め、キャリア教育に力を入れている。

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