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自由な表現「障がい者アート展」

本紙掲載日:2021-10-12
7面

17日まで門川−白浜学園中心に約200点

 国文祭・芸文祭みやざき2020分野別フェスティバルの一つ「障がい者アート展」が17日まで、門川町南町の町総合文化会館ホワイエで開かれている。午前10時〜午後4時。火曜日休館。誰でも自由に鑑賞できる。「自由な表現を楽しんでほしい」と呼び掛けている。

 日向市、門川町で知的障害者施設を運営する社会福祉法人浩和会(小林精子理事長)の白浜学園門川事業所(同町東栄町、利用者17人)の作品を中心に約200点を展示している。

 同学園では利用者一人一人の特性に応じて書道、絵画、陶芸、一閑張りなど、さまざまな作品の制作に取り組んでいる。

 例えば、門川事業所の利用者が制作した「糸かけ曼荼羅(まんだら)」は、ある規則性を元に、板に打ったピンに糸をかけて曼荼羅模様を作り出すアート作品。職員の江藤優子さん(64)は「とても気の長い作業ですが、皆さん集中して取り組んでいます。集中することでとても情緒が落ち着きます」と話す。

 長引くコロナ禍の影響で、来月予定されていた同学園の学園祭は、昨年に続き今年も中止が決まった。そのほかの福祉イベントも中止が続いており、利用者の作品を展示販売する機会が減っているという。

 そんな中での今回の「障がい者アート展」。江藤さんは「展示する場があるということは、とてもありがたいし、利用者の皆さんの励みになります」と話す。同事業所の利用者は同展初日に来場。それぞれ自分の作品の前で記念写真を撮るなどして、とてもうれしそうだったという。

 会場には、同2020「全国障がい者アート作品展」で部門賞を受賞した、同学園の河野栄司さんの絵画「ブルドッグの子犬」も展示されている。


◆ここ見て、聞いて、楽しんで・一生懸命に取り組む姿、伝われば

 白浜学園門川事業所の職員です。作品の展示を通して、ダウン症や自閉症などの障害に関係なく、一生懸命に取り組む利用者の皆さんの姿が少しでも伝わればいいなと思っています。

 器用にできなくても、取り組む時の集中力には本当に驚かされます。例えば書道は、講師の先生が用意してくださった見本を元に書くのですが、見ていただいたら分かるように、とても自由です。

 それぞれに自分の字を持っていて、一気に書き上げます。全部展示したいくらい、どれも素晴らしい作品です。ぜひ会場で見ていただきたいです。延岡市塩浜町在住、54歳。


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