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創立80周年事業で県社協に寄付金

本紙掲載日:2021-10-04
8面
寄付金の目録を贈る宮崎太陽銀行の林田頭取(9月30日、宮崎市の県福祉総合センター)

宮崎太陽銀行−障害児・者の福祉推進に

 本県の福祉事業の推進、特に障害児・者の福祉推進に役立ててもらおうと、宮崎太陽銀行(林田洋二頭取)は9月30日、創立80周年事業の一環として、県社会福祉協議会(町川安久会長)に寄付金100万円を贈呈した。

 贈呈式は宮崎市の県福祉総合センター本館で行われ、銀行側から林田頭取と津隈卓三副頭取、安藤和慶専務、協議会側から町川会長と川野美奈子副会長、興梠寛治事務局長らが出席。林田頭取から町川会長に目録を手渡した。

 林田頭取は「8月1日で創立80周年を迎え、この間の地域の皆さんの支えに感謝申し上げたい。本県の社会福祉に少しでも役立ててもらえれば」とあいさつ。町川会長は「より効率的、効果のある活動を展開したい」と謝辞を述べた。

 同行は1941年8月1日、県内4無尽会社(日向、日州、高鍋、昭明)が合併し宮崎無尽株式会社として設立。その後、51年10月に相互銀行法の施行で商号を宮崎相互銀行に、89年年2月に現在の宮崎太陽銀行に変更した。

 青島太平洋マラソンと同時開催される視覚障害者マラソンに第1回から協賛しているほか、障害者のスポーツ大会やイベントへの協力、長年にわたる献血運動や認知症サポーター研修の受講など、障害者福祉活動に取り組んでいる。

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