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音が見えた、触った

本紙掲載日:2021-10-04
7面

トリハダラボ−五感で楽しむ音楽会

 普段は入ることができない夜の図書館を会場に、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の五感で楽しむ音楽会が1日、延岡市の市立図書館本館であった。未就学児を中心とした子どもたちとその保護者約80人が参加。いつもは静かな図書館に、にぎやかな音楽が響いた。

 国文祭・芸文祭みやざき2020の分野別フェスティバル「こどもの文化の祭典」の一環。県内で活動する音楽家で構成され、五感を最大限に活用する訪問型ワークショップを行う「TORIHADALABO」(トリハダラボ、安藤志乃代表)が講師を務めた。

 最初は聴覚。安藤さんの「お耳のスイッチ入れてね」の声に、子どもたちは耳を指で押してスイッチオン。パーカッションの谷口潤実さんが複数の種類の「鳥笛」や波の音を作る「オーシャンドラム」など珍しい楽器で音を鳴らすと、目を閉じて耳を澄ませた子どもたちは「フクロウ」「ザルにお米を入れた音」など、聞こえた音を口々に言葉にした。

 雨の音を作る「レインスティック」の時には「空揚げを揚げる時の音!」というかわいらしい答えも飛び出した。

 続いてペットボトルキャップや水切りネット、輪ゴムなど身近な物を使って楽器作りに挑戦し、触覚を刺激。同ラボ手作りの大型紙芝居を見て甘い、苦いなどの味を想像しながら、それに合わせたリズムを手作り楽器で表現し、セッションも楽しんだ。

 「音って見える?」と安藤さん。再び目を閉じた子どもたちは、コントラバスの坂元陽太さんが作ったオリジナル曲の演奏を聴き、「悲しい感じ」「昔の時代の空」「海が見えた」など自由に感想。坂元さんは子どもから出た意見を聞きながら「晴れた日の水色のシャチ」と名付けた。そして「1+1=2だけど、音楽に正解はない。心の中でみんなが感じたのが正解」と語り掛けた。

 参加者が事前に希望したコントラバス、パーカッション、箏(こと)の演奏体験もあった。このうち箏では、箏爪を付け、井上さつきさんから演奏の仕方を教わると、真剣な表情で練習し、短時間で「チューリップ」を立派に奏でた。

 市内から参加した桑原愛乃さん(6)は「楽しいリズムを作ることができて楽しかった」、橋本陽嘉さん(6)は「お箏は難しいと思ったけど、ピアノみたいに音が出て楽しかった」と笑顔。保護者も「また参加させたい」と満足そうだった。

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