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交通安全、願い込めて

本紙掲載日:2021-09-29
8面
手作り人形を寄贈した(前列右から)興梠さんと渡邊さん。後列は右から河野署長、高千穂地区交通安全協会の飯干朗事務局長
高千穂警察署地域交通課の受付窓口に飾られた人形

高千穂署に手作り人形

 秋の全国交通安全運動(21〜30日)に合わせ、高千穂町三田井の興梠光子さん(82)と渡邊正代さん(79)が24日、高千穂警察署(河野禎治署長)を訪れ、交通安全の願いを込めて手作りした人形を贈った。

◆高千穂町の興梠、渡邊さん

 興梠さんは、これまでにも趣味の裁縫を生かし、交通安全のお守りなどを手作り。同署に贈り、交通安全の街頭キャンペーンなどで配布されてきた。新型コロナウイルス感染予防のため、啓発グッズの配布などが難しい状況から、今回は署内に設置できるものをと、渡邊さんと一緒に警察官をかたどった布製の人形2体(高さ約30センチ)と、両面に「秋の交通安全」「春の交通安全」と書かれたのぼり旗(高さ約22センチ)を制作した。

 この日は同署で贈呈式があり、2人が河野署長に人形とのぼり旗を贈呈。早速、地域交通課の受付窓口に飾り付けられた。河野署長は「署を訪れた人がかわいらしい人形を見て『自分も交通安全をしなきゃ』と思ってもらえたら」と感謝。渡邊さんは「人形を見て安全運転を意識してもらえたら」。興梠さんは「人形を見て交通安全に協力してもらい、少しでも事故が減ってほしい」と話した。

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