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水ケ崎発電所、水路改修は渇水期に

本紙掲載日:2021-09-01
1面

高千穂峡ボート営業に支障ない工法で−旭化成

 旭化成は8月31日、高千穂町向山に保有する水ケ崎発電所の大規模改修工事を2022年10月から開始すると発表した。25年4月稼働の予定。改修工事では、高千穂峡の貸しボートが長期間にわたり運休を余義なくされる可能性があったが、ボートの営業に支障が出ない工法で行われる。

 同発電所は1950年竣工。認可出力は1万8000キロワット。高千穂峡上流の同町押方にある窓の瀬取水設備などで最大計毎秒約27・16トンを取水。長さ約48メートルの水路橋を含む地下トンネルによる導水路約5・1キロを通して発電所に導いている。

 同社が2019年12月に発表した当初の計画では、21年秋に着工し、工事で取水を停止することによってボート乗り場が約30センチ浸水し、峡谷入り口やボートが往来する最上流部で流れが24倍速くなると予測。2年半の工事期間中、手こぎボートの利用は難しくなるとの見通しを示していた。

 高千穂観光の目玉の一つの貸しボートが長期間運休すれば観光の魅力低下が懸念されることから、高千穂町や同町観光協会など関係6団体は同年11月、改修工事に関する協議会(会長・甲斐宗之町長)を発足。同社と協議を重ねてきた。

 同社は工法を検討し、取水を停止して行う水路の改修工事を渇水期の11〜5月に実施。雨量の多い6〜10月に水路から取水しながらその他の工事を進めることで、ボート営業に支障が出ない程度に抑えられるという。同社と協議会は8月27日までに改修計画などについて合意した。

 改修工事では、発電設備や導水路の一部などを改修。設備の信頼性を高め、効率化を図る。更新後の認可出力は1万9000キロワットになる計画。

◆高千穂町長、最善の形で合意

 高千穂町の甲斐宗之町長は「実証実験を行いながら協議を重ねてきた。町の団体は工事の必要性を理解し、旭化成には要望を聞いていただいた。ボートの営業停止を回避できるという最善の形で合意形成ができた」と関係者に感謝した。

 竹尾通洋町観光協会長は「ボートは高千穂観光にとって重要であり、運営できないと大変なことになる。(今回の方法は)町全体の観光にとって良いこと。旭化成には協力していただき、助かります」と話した。

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