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10月9日、のべおか天下一薪能の見どころ

本紙掲載日:2021-08-23
7面

鬼になりたくてなったわけではない女性の悲しみ−

◆能面の表情を見逃さないで

 「第24回のべおか天下一薪能(てんがいちたきぎのう)」は10月9日午後5時30分から、延岡市の延岡城址(し)二の丸広場で行われる。NPO法人のべおか天下一市民交流機構(松下宏理事長)など主催。

 出演は観世流能楽師シテ方の片山九郎右衛門さん、大蔵流狂言師の茂山千五郎さんら。演目は、同薪能では初めてとなる能「橋弁慶(はしべんけい)」、2005年以来2度目の能「葵上(あおいのうえ)」、千五郎さんらによる狂言「仏師(ぶっし)」。

 同市の子ども(小学3年生〜高校2年生)5人も出演し、うち2人は「橋弁慶」で牛若丸(子方)役と武蔵坊弁慶の従者(トモ)役に挑戦し、弁慶(シテ)役の九郎右衛門さんと共演する。

 チケットは指定S席8000円、自由A席5000円。はがき、ファクス、メールのみで受け付けている。指定SS席1万円は完売した。詳しくは同交流機構(電話延岡33・0248)へ。

 また、新型コロナウイルス感染防止のため、座席を従来の半数となる650席に限定し、入場の際は検温、手指消毒、マスク着用、名簿作成などの対策を徹底する。

 雨天時は同市東浜砂町の延岡総合文化センターに会場を移す。日時に変更はない。


◆内藤家旧蔵面を使用予定

 のべおか天下一薪能では毎回、同薪能が始まるきっかけにもなった、延岡市に残る内藤家旧蔵の能面が使用される。同市には現在、「天下一」の称号を持つ面打ち師が制作した能面など72面が所蔵されている。

 この中から今回は、能「葵上」に登場する六条御息所(ろくじょうのみやすどころ)の怨霊(シテ)役に、前半は「泥眼(でいがん)」、鬼女の姿となる後半は「般若」が使用される予定。また、照日の巫女(てるひのみこ、ツレ)役に「小面(こおもて)」「若女(わかおんな)」「増女(ぞうおんな)」のいずれかが使用される予定という。

 なお、能「橋弁慶」は面を着けない直面(ひためん)で行われる。

◆翌日に「能舞台と石垣コンサート」

 関連イベントとして翌10月10日午後1時からは、同じ能舞台を活用した「能舞台と石垣コンサート」が開かれる。入場無料。市民グループによる音楽や舞踊の他、大阪府を中心に活動するフルートアンサンブル「Si―shen(シシン)」と大分県竹田市のリコーダーアンサンブル「奏(かなで)」が特別出演する。


◆ここ見て、聞いて、楽しんで−一つ一つの動きに意味、じっくり鑑賞して
能「橋弁慶」に牛若丸役で出演する下沖花萌(はるも)さん

 第24回のべおか天下一薪能の演目の一つ「橋弁慶」に牛若丸役で出演します。片山九郎右衛門先生との共演です。6月からリモートを交え、けいこを続けています。

 今月11日には橋本忠樹先生に直接けいこを見ていただきました。自分に務まるかどうか不安もありますが、「よくできている。この調子で頑張って」と励ましてもらい、うれしかったです。来月には片山先生から直接指導を受ける予定です。

 同薪能には小学4年時から出演していますが、能の動きには一つ一つ、何かしらの意味が込められています。そこをじっくり鑑賞してもらえるとうれしいです。延岡市大貫町在住、延岡星雲高校2年。

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