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ギャラリーかわなか絵画展−延岡

本紙掲載日:2021-08-23
6面

29日まで川中代表お薦めの40点

 国内外の画家が手掛けた油絵やリトグラフ、シルクスクリーンなどの作品を展示する絵画展が、延岡市伊達町のギャラリーかわなか(川中啓二代表)で始まった。29日まで。入場無料。

 ペインティングナイフを使った立体的な絵の具の盛り上がりを生かし、豪快かつ繊細に花を描写する洋画家、立川広己さん(東京出身)の作品や、バレエシューズ、果物など身近にある物を圧倒的な描写力で描き出す写実画家、増田信敏さん(福岡出身)の静物画など、川中代表が所蔵する作品を中心に約40点が展示されている。

 このうち、長岡卓さん(大分出身)の「初夏の祝子川」は、同市祝子町の祝子清流橋から行縢山方面を眺めた風景を描いた作品。川中代表によると、長岡さんは10年ほど前に現地を取材して一度描いた。今では高速道路が通るなどし、見ることのできない景色だが、とても気に入っており、今春、再び描き直したという。当時の河原の景色が、優しい色合いで描かれている。

 川中代表は「自信を持ってお薦めする力作が多数そろっていますので、お気軽に見に来てください」と来場を呼び掛けた。開場は午前10時から午後6時まで。26日は休業。展示作品は購入できる。

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