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性→「心が生まれる・生かす」

本紙掲載日:2021-08-23
3面
九州保健福祉大学であった性教育。田中さんは男性と女性がお互いを思いやり、尊重し合う大切さを伝えた

九保大が開催−健やかな「性」を考える

◆県助産師会・田中副会長が講演

 九州保健福祉大学(兒玉修学長)はこのほど、「健やかな『性』に関する健康教育」を開いた。事前に応募した学生が参加し、性への向き合い方などについて考えた。

 コロナ禍で多くの制約が求められる中、望まない妊娠や性感染症などが社会問題になっていることから、同大が県福祉保健部健康増進課の事業を活用し、企画した。

 講師は県助産師会の田中優子副会長。田中さんは冒頭、「性」という字が「心が生まれる」「心を生かす」と読めることを挙げ、「生き生きとした人生を自分らしく生きてほしい。『性』がなければ『生命』は生まれないし、『心』がしっかり育まれなければ『性』は成り立たない」と呼び掛けた。

 性情報リテラシー教育認定講師である田中さんは、性に関する情報がメディアから大きく影響を受けていることも例を挙げながら紹介した。

 「美しさは国によって違う。『きれい』はどこから来ているかといえば、メディア。(テレビ等に出て)『この人美人だよね』とすり込まれることで美人(の基準)になっている」と訴え、「いろんな美しさがあって構わない。自分は自分。いろんな情報に振り回されないというのが一番大事」と呼び掛けた。

 また、性的な行為に関して男性と女性では、(ホルモンの違いによって)意識や気持ちに差が出ることなどを紹介し、「性別が違うから気持ちが全然違う。相手と自分の違いを知ることによって尊重し合えるような間柄にならないといけない。支配ではなく、尊重し合える間柄だと思って」と強調。「自分のタイミングで妊娠ができるということが女性の権利としてないといけない」と田中さん。社会的制裁を受けるのは女性だとして、「性的な情報をきちんと持っていないと、これから生きていくのは難しい。落とし穴はボコボコ開いている。賢く生きてほしい」と話した。

 最後に田中さんは、嫌なことは嫌とお互いに伝えていいこと、私さえ我慢すればいいという解決方法はないこと、メディアの恋愛情報には間違いも多いこと、お互いの思いを伝え合い、お互いの気持ちを受け止めることなどを、「すてきな恋愛をしてほしいから知ってほしいこと」としてメッセージ。「性をめぐる幸せなコミュニケーションはお互いを尊重し合う関係を築くこと。性教育は人権教育」と呼び掛けた。

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