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海の生き物に興味津々

本紙掲載日:2021-08-16
8面
岩礁で生き物を探す参加者たち

親子対象に公開講座−宮崎大

 親子を対象にした宮崎大学公開講座「海の学校2021」が7日、延岡市赤水町の同大学農学部付属フィールド科学教育研究センター・延岡フィールド(延岡水産実験所)周辺であった。海洋生物について親子で学ぶきっかけにしてもらおうと、初めて実施。県内の親子26人が参加し、同大学の教職員を講師に海洋環境や海の生き物について学んだ。

 まず、同フィールド施設長の内田勝久教授が講話。海の生き物を中心に、単細胞と多細胞、独立栄養生物と従属栄養生物、脊椎動物と無脊椎動物など、生物を細かく分類して紹介した。

 参加者は、軟体動物のダイオウイカが大きくなった理由や、「ヴィーナスのゆりかご」という学名を持つ海綿動物、カイロウドウケツの生態などの解説を聞き、生き物の多様で奇妙な姿、成り立ちについて学習した。

 この後、近くの海に移動。イソガネやタモ網などの漁具を使いながら、岩礁にへばり付いたヒザラガイ、ミナガイ、潮だまりで泳ぐコハダ、カニなどを採取。ボランティアとして参加した同学部の学生たちと一緒に海の生物と触れ合い、理解を深めた。

 その後も、カキ殻に付着した生物を観察したり、海で採取した生き物のグループ分けを改めてしたりしながら、勉強会は夕方まで続いた。

 親子でミノウミウシを見つけた宮崎豪さん(18)=都城市=は「足元の石をひっくり返したら卵と一緒にへばり付いていた。もともと海の生き物が好きでミノウミウシも知っていたが、水の中にいる時の見た目とはかなり違っていて最初は気付かなかった。知らない一面が見られて良い思い出になった」と笑顔。

 内田教授は「親子が対象の勉強会ということで、海が近い特性を生かして、大人もちゃんと楽しめるよう意識した。講話に関しては、低学年の子たちは理解できないところもあったと思うが、海で生き物を実際に見て、触れて、何かしらの関心が芽生えるきっかけになっていればうれしい」。

 また、「来年以降も続けていきたい。いずれは宿泊なども取り入れて、さらに家族間の交流を深める勉強会にしていきたい」と展望を語った。

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