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「さいごう梨」味わって

本紙掲載日:2021-08-06
2面
販売が始まった「さいごう梨」を手にする堀田部会長

美郷町の直売所販売始まる


 美郷町西郷田代の直売所「吐(はき)」で6日から、特産の「さいごう梨」の販売が始まった。今年の出荷予想量は、昨年と同じ約8トンを見込んでいる。

 さいごう梨は、同じく特産のキンカンと同時期の約30年前から生産を始めた。現在は、さいごう梨部会(堀田義文部会長)の4戸が約2ヘクタールで11品種を栽培している。

 直売所は毎年、梨の収穫時期である7月下旬から10月まで期間限定でオープンしている。店内には、袋詰めと贈答用に箱詰めされた商品が並んでおり、現在は8月上旬から下旬が旬の品種「幸水」がメイン。1キロ600円から販売している。

 堀田部会長によると、一つ一つ色合いを見ながら熟したものを収穫しており、「しっかりと味が乗った梨が並ぶのは直売所ならでは。今年もおいしい梨ができました。ぜひ足を運んでほしい」と呼び掛けている。8月下旬からは「豊水」「秋麗」、9月中旬からは「秋月」「新高」などが並ぶ。

 直売所は国道327号沿いにあり、石峠レイクランドから諸塚村方面へ約1・8キロ。営業時間は午前9時〜午後5時30分。不定休。問い合わせ(電話美郷66・3574)。

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