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8月4日は「橋の日」−水郷延岡の発展願って

本紙掲載日:2021-07-31
8面

コロナ対策徹底、例年に近い形で催し

◆安賀多橋清掃、慰霊・平和の法要など予定

 延岡発祥の水辺のイベント、第36回延岡「橋の日」(野中玄雄代表)が8月4日、延岡市の大瀬川に架かる安賀多橋周辺で行われる。今年は新型コロナウイルス感染防止を図りながら、当日朝から安賀多橋と周辺の河川敷を清掃した後、慰霊や平和の法要、合唱、ウオーキングなどを行う。主催は延岡橋の日実行委員会(長渡靖夫実行委員長)。

 今年のテーマは「今こそ、地球環境!水辺からのウオッチング〜SDGsへ延岡『橋の日』〜」。昨年は新型コロナ感染拡大防止のため規模を縮小し、実行委員のみで献花や法要を行ったが、今年は感染防止を図りながら例年に近い形で実施する。国土交通省延岡河川国道事務所や県延岡土木事務所、延岡警察署、延岡市など行政、企業、団体などから約200人が参加する。

 当日は午前5時50分から橋の歩道や周辺の堤防、河川敷を清掃。その後、延岡大空襲や新型コロナによる犠牲者などの岡少年少女合唱団による水辺の合唱、慰霊・安全・平和を願う放鳩があり、供養、コロナ禍の終息や水郷延岡の防災安全などを祈る式典を執り行う。延最後に安賀多橋でウオーキングをし、同7時30分ごろに解散する。

 野中代表は「環境保全の意識を高めるべき時。橋の日を機に、水辺からウオッチングして環境について考えてもらえれば」と話している。

■「橋の日」
延岡市出身の湯浅利彦さん(79)=宮崎市=が、橋への感謝と水郷延岡の発展を願って提唱。今山大師住職の野中代表らが趣旨に賛同し、1986年8月、全国に先駆けて延岡市で実施した。以降、湯浅さんが全国に橋の日をアピールし、94年に日本記念日協会が8月4日を「橋の日」に認定。全国に運動の輪が広がった。節目の第30回が行われた2015年、全国47都道府県での実施を達成。これまでに100カ所以上で行われている。


◆全国に広がる運動の輪
 延岡市出身提唱者の湯浅さん「体続く限り少しずつでも」

 橋への感謝、自然環境を大切にする心を育んでいこうと、1986年に延岡市の安賀多橋で始まった「橋の日」。水郷延岡の発展を願って提唱し、全国へと運動の輪を広げた湯浅さんは、36回目を迎える橋の日を前に、「橋に目を、体を、心を向け、橋の良さ、景観、環境について考えていただければ」と話している。

 30年目の2015年、滋賀県大津市の瀬田の唐橋でも行われ、47都道府県での実施を達成。湯浅さんはその後も精力的に活動を続け、今年は千葉県鹿取市の樋橋、奈良県十津川村の澤渡橋、福岡県大川市と佐賀県佐賀市の間に架かる国指定重要文化財の筑後川昇開橋などが新たに加わった。

 「『橋の日』は橋だけでなく、川も含めて周囲の景観、環境について考えるところから始まっています」

 その原点は幼少期にさかのぼる。延岡市中町に生まれ、延岡大空襲などを経験する中で豊かな自然に癒やされたという。「大瀬川の清らかな流れを見ていると、城山の緑が水面に映り、夕焼けがオレンジ色に染めます。さらさらと流れる川のせせらぎ、城山の鐘の音。素晴らしい景色は今も忘れません」

 1991年、「橋の日の歌(川・橋・そして人)」を制作。1番は川、2番は人、3番は心の懸け橋を詞に込めた。「子供のころ見た風景、思い出が凝縮しています」と話す。歌は8月3、4日の正午、市役所内で放送されることも決まった。

 運動の輪は、現在も県内外で広がり続けている。「提唱していく中でいろんな出会いもありました。体が続く限りできるだけ続け、少しずつでも広がっていけば」と抱負を語った。


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