談話室−コロナ禍でもできることを

国際ソロプチミスト延岡の首藤会長ら

　「コロナ禍でなかなか活動できませんが、できることを少しでも一歩でもできれば。小さな一歩がつながっていく。その活動を再開していければと思っています」と話すのは、国際ソロプチミスト延岡の首藤競子会長。７月１日付で就任した。

　国際ソロプチミストは、女性と女児の生活を向上させることなどを目的に活動するグローバルな奉仕団体。米国で設立されて、今年でちょうど１００年を迎える。国際ソロプチミスト延岡も、理念である「人権と女性の地位向上」「青少年の育成」を柱に活動する。

　現在２４人で活動。設立当初の３５人から会員数は減少しており、首藤会長は「私たちの活動を理解していただき、１人でも多く一緒に活動していただける方が増えたら」と力を込める。

　２０１９年７月から２期会長を務めた片伯部久美恵理事は「今まではただ一員として関わってきましたが、会長になってその重みを感じました。知ることがたくさんあることも分かりました」。また、コロナ禍で活動に「やり残していることがたくさんあったなというのは思いますね」。

　その思いを受けた首藤会長は「私自身、父を早くに亡くし母の苦労をそばで見てきました。女性への応援、お手伝いができればという気持ちで入会して７年がたつ。力不足ですが、周りに素晴らしい方たちがたくさんいるのでお力を借り、勉強しながら、少しでもお役に立てれば」と意気込んだ。

　写真は右から、片伯部理事、内倉政子会長エレクト、首藤会長、後藤真子レコーディングセクレタリー、上田留理トレジャラー、水永由美子副会長（提供写真）。