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ひょっとこ踊りを学ぶ−財光寺小児童

本紙掲載日:2021-07-22
7面

地域の男衆の厄払い−みそぎから奉納まで約1年

◆意義、魅力ある伝統芸能

 日向市立財光寺小学校(黒木将人校長、494人)の6年生75人は16日、同校体育館で地域の伝統芸能「ひょっとこ踊り」について学んだ。昨年、厄年を迎えた男衆で結成した財光寺地区入厄の会「申絆酉樂会」(しんきゆうらくかい)の会員12人が同校を訪れ、歴史、意義、踊りを奉納する五十猛神社の秋季例大祭(11月)までの準備などを説明し、踊りを披露した。

 地域の伝統文化を学び、その素晴らしさを知り、誇りを持ってもらうことを目的に、総合学習の一環として初めて実施した。

 冒頭、同会の渋谷高徳会長は、同地区のひょっとこ踊りが1955(昭和30)年から始まり、66年の歴史があることを話し、踊りの意義は、自身の厄払い、会社や家々を回ってはらい清めることなどと伝えた。特徴は「腰を振らない」「ほうきを持つひょっとこが入る」「すべてが生伴奏」と説明した。

 続いて、会員が例大祭までの流れを紹介。元日にお倉ケ浜でみそぎを行い、はやしに使う笛やひょっとこの面を作り、踊りを練習−と、11月まで約1年をかけて準備すると話した。また、「久しぶりに会う同級生と一緒に取り組むと、きつい練習も楽しさに変わる」と魅力を伝え、「みんなで伝統を守ってほしい」と呼び掛けた。児童は真剣な表情でメモを取りながら、熱心に話を聞いた。

 最後に踊りを披露。きつね、おかめ、ひょうすけ、ほうきが次々と登場し、児童の周りを回りながら踊ると、面の愛嬌(あい22日)ある表情やコミカルな動きに、児童たちは大喜び。軽快なリズムに合わせて手拍子を打ちながら楽しんだ。

 渋谷会長は「ひょっとこ踊りを知ってもらう良い機会になった。将来、22日の話を思い出してもらい、ぜひ参加してほしい」。金丸大輝さん(2組)は「それぞれが役割を果たそうと一生懸命踊っていることが分かった。自分も40歳の時にやってみたい」と話した。

◇1年計画で学習

 同校は今後、この日の話などをまとめた発表会、ひょっとこ面の制作などを行い、1年をかけて学習を深める計画。

【財光寺地区のひょっとこ踊り】財光寺小近くの五十猛神社の秋季例大祭で奉納。その年に厄年を迎えた男性たちが務める。昨年の大祭は、コロナ禍の影響で恒例の街頭パレードなどが中止され、規模を縮小して執り行った。

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