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島の魅力「伝えたい」−島野浦中

本紙掲載日:2021-07-21
8面
結城水産の養殖場で、神経締めを見学する生徒たち(提供写真)

地域体験交流学習

 延岡市立島野浦中学校(渡会洋一校長、8人)はこのほど、総合的な学習の時間を使い、地域体験交流学習を行った。海上タクシーで島浦島を1周して普段は見ることのない場所を海から眺め、養殖業についても学んだ。

 ふるさと島野浦を体感する「体感誇れるふるさと島野浦プロジェクト」の一環。

 島1周体験では、地元の結城豊廣さんの案内でメキシコ女王の墓や鼻熊などを見学。続いて、同じく地元の結城水産の養殖場を訪れ、神経締めの実演などを間近で見学した。

 学校に帰った後は神経締めしたばかりのカンパチを、PTAの長野三藤会長が鮮やかな包丁さばきで刺し身に。それを試食し、ふるさとの魚を味わった。

 3年生の岩佐勇希さんは「鼻熊など行ったことはあったが、地層などはあまり見ていなかったので、とても幻想的で素晴らしいと思った。この魅力を島外の人たちに伝えていきたい」、長野陽平さんは「このような行事は初めて。知っていたこともあったが、改めて島の魅力を知ることができたと思う」と話した。

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